CECからベルトドライブ方式のCDトランスポート「TL5」が4/21に発売されるそうで。
あえてトランスポートにすることで価格も12万円ほどと比較的安めに抑えて、ベルトドライブ部分にコストを集中できているのが良いですね。
デザインもなんとなく以前のCEC製品より洗練されたような気がするのは機能がシンプルなせいでしょうか。
ベルトドライブは中央のディスク回転部で、ピックアップは普通のものです。
ディスク回転部とモーターを離せることにより、ピックアップへの悪影響を減らす、という考え方のもとにあるわけですね。
ベルトによる回転誤差に付いては330gの真鍮製スタビライザーをCDの上に載せることで慣性で補正するとのこと。
CDは回転数が可変だから色々とややこしいような気もしますが、どこの真似でもない独自性というのは大切ですね。
出力は同軸や光デジタルのほかにAES/EBUもあって、トランスポートとしての対応力は十分です。
ところでCECでベルトドライブというと、かつてはレコードプレーヤーも出していました。
トーンアームなど技術的に異なる部分もたくさんありますけど、ベルトドライブにこだわるCECだからこそ、ぜひまたチャレンジしてほしいところです。
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