Chord Companyから新しい絶縁素材を使ったハイエンドなインターコネクトケーブル、その名も「MUSIC」が発売されるようで。
まずはお値段がRCAケーブルで1mが64万円と、相当なものになっています。
Chordが名前に「MUSIC」と付けてきたくらいですから自信作であるのは間違いないんでしょうけど、さすがにスゴい価格ですねぇ。
これまでChordが使っていたPTFE(テフロン)に代わって、新素材の「TylonRSS6」を採用したんだとか。
どういう素材か、あまり情報がなかったのですが調べた感じだとコレかなと。
この素材を使った理由というのが温度によるフェイズの乱れだそうで、ボーカルあたりの帯域で、18〜20℃くらいのところでフェイズが反転する現象があり、これが発生しないケーブルを開発すべく採用したらしいです。
細かいことはよく分からないですけど、絶縁素材としてテフロンはかなり優秀と感じていましたから、それを上回るものであれば下位モデルにもどしどしと投入していってくれたらうれしいですね。
ARAYにしてもエントリークラスにも導入してくれましたし。
ただC-lineでも体験したように、CHORDのインターコネクトケーブルは音質は申し分ないものの、やや不安定な部分も抱えているので、そこが怖いところかな。
また、SARUM Super ARAYは4/21に値上げが予定されているそうです。
MUSICを買おうという方はそう多くはないと思いますが、SARUMを狙ってる方は早めに注文したほうが良いかと思います。
まぁこっちもそう簡単に買えるお値段ではありませんけどね。