Chord ElectronicsからUSB-DAC搭載ポータブルヘッドフォンアンプ「Mojo」が11月上旬に発売されるそうで。
ChordといえばHugoが高い評価を得ていますが、これをもう少しお手軽な価格にしてコンパクトに仕上げた弟機のようなモデルです。
とはいってもFPGAを使った独自アルゴリズムのDACは健在ですし、32bit/768kHzまでのPCM、11.2MHzまでのDSDに対応しています。
デザインのテイストはややHugoとは違って、むしろ据え置きの廉価モデルのテイストに近い雰囲気かな。
アルミブロックの削り出しだそうで、コンパクトながらも質感はなかなか良いものになっていそうです。
ただ、iOS機器は直接接続はできず、いわゆるカメラコネクションキット経由になるそうで、ほかの同軸と光デジタルが用意されているので、どちらかというとそうした出力を持ったDAPを想定しているのかも。
なお、つい最近からポータブル向けはAstell&Kernを扱っているアユートの取り扱いになっています。
ヘッドフォン出力はステレオミニが2系統だそうですが、バランス接続に関する記載は見受けられないので、アンバランスのみなんでしょうか。
Hugoもアンバランス出力でしたし、そういう思想のもとに作られているんでしょう。
お値段的には店頭予想価格で75,000円前後だそうですから、Chordからバランス出力対応機が出るなら、さらに上位モデルで、となるでしょう。
気になる重さとバッテリーの持ちですが、重さは約180gと十分軽く、携帯性はHugoからずいぶん上がりますね。
駆動時間は約8時間で、その充電時間が約5時間というのは省電力とは言えなさそうです。
そういう部分に期待する人はそもそもポタアンを使わないでしょうけどね。
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