Creekからプリメインアンプの新製品「Evolution 100A」が9/21に発売になるそうで。
国内の公式代理店のサイトにはまだ紹介がありませんが、お値段は37万円。
海外ではすでに発売されていて1500ポンドですから29万円くらいになるので、輸入代理店価格としてはなかなかお買い得な設定かと。
What Hi-Fi?のレビューではディテールが細かく中域が充実しているとの評価ですし、最近のアンプらしくヘッドフォン出力も良好だとか。
大して低域の深さがやや不足しているとのことですが、コンパクトさもウリの同社としてはそこはまぁ贅沢な望みかも。
そのコンパクトなボディにXLR入力やRCA5入力、スピーカー端子もA/B系統があって、バイワイヤリング対応です。
ちょっと変わった設計で「Class G circuit」というものになっているんだとか。
8Ωで25Wくらいまでは低電圧で通常駆動しておいて、より大きなパワーが必要になるとより高い電圧に切り替わって110Wの出力に対応しているそうです。
秘密は電源部にあるようで、電源部にMOS-FETを使ってあるんだとか。
さらにトランジスタの温度を測るセンサーも装備していて、それによっても回路電流を調整するという、かなり芸の細かい回路です。
プリ段は最近の製品らしいデジタル制御の操作系ですが、プリアンプ自体はクラスAで駆動されているとのことで、これもヘッドフォン出力での音の良さに繋がっているのかも。
同社お得意のオプションでアナログレコード再生モジュールやFM/AMチューナーモジュール、DAC/Bluetooth/FMチューナーのモジュールなどを追加することも可能です。
スタイリッシュな見た目とは違ってかなりこだわったアンプなので、人を選ぶところもありそうですが、個人的には見た目ばかり重厚長大な製品よりずっと良いと感じました。
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