富山にCSポートという新しいオーディオブランドが立ち上がったようで。
正式な社名は「クリアサウンドポート」らしく、富山でクリアサウンドというとショップの「クリアサウンドイマイ」や、PENAUDIOやヨルマデザインなどを取り扱っている「シーエスフィールド」などがあり、これらと関係があるのかな?と推測してみたり…。
ちなみに社長の町野氏はコーセルという電源関係の会社にいらした方ですし、元アキュフェーズの高松重治氏も技術顧問をされているようです。
高松氏といえばトリオの時代からPLLなどチューナーなどを手掛けてこられたはずですが、メルコのプレーヤーも愛用されていたようで、CSポートでラインナップされているレコードプレーヤーもそれを彷彿とさせる内容だなと感じます。
またブランドの売り方も「優良販売店網による販売展開」や製品の品質保証期間を5年とするなど、アキュフェーズで培ったブランドイメージの確立をやっています。
同社の第一弾製品は糸ドライブのアナログプレーヤー「LFT1」、それに真空管を使ったフォノイコライザーアンプ「C3EQ」、同じく真空管のモノラルパワーアンプ「212PA」と、かなりオールドファッションなスタイルで攻めたものが揃っています。
レコードプレーヤーはエアフローティングや糸ドライブとしつつ、リニアトラッキングアーム採用など、温故知新な雰囲気が漂っています。
フォノイコもそもそもMC専用でありつつトランスを併用し、アウトプットトランスもあったり、バッテリ駆動だったりとオーソドックスに見えてかなり攻めた内容です。
ただどれも結構高額なモデルになりそうですし、まだどことなくあか抜けないガレージっぽさを感じる部分もありますが、アキュフェーズ、ラックスマン、エソテリックとはまた違った国産ブランドの立ち位置を目指そうという意気込みは感じられます。
なお、お披露目は5/13,14開催の「音展」が最初の場になる予定とのことです。
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