LXA-OT1を単3充電池で動かすというのは少し前にやりましたが、JAVSの「DAC-2 MARCH」
も同じ9-12Vで駆動可能ということで、こちらで試してみることにしました。
駆動に使ったのは前回同様、秋月電子通商でゲットした電池ケース8本です。
接続して電源を入れてみると、起動自体は問題ありませんし、音も出ます。
ただ、どういった理由かわかりませんが、アップサンプリングのランプなど、一部のLEDが点灯しません。
充電池を使ったことで電圧が低いため、一部動作に問題が出ているのかも。
もちろん、メーカーの推奨する動作環境ではありませんし、あくまでも自己責任で使うことになります。
で肝心の音ですが、結論からいくとLXA-OT1ほどの大きな効果はない印象です。
それでも音の滑らかさが相当違って、少し柔らかなデジタル臭さの少ないものになります。
かといって解像度自体は落ちておらず、むしろアンサンブルの弦の音が明確に粒だっていますから、やはり電源強化の意味はあるようです。
逆にACに戻してみると、高域にトゲがある割に背景の音は混ざる感じですが、明らかにすぐ聴き分けられるほどの大きな違いは感じられないといったところです。
やはり費用対効果で考えると、まずはLXA-OT1のDC電源化のほうが良い印象ですね。
単3充電池は手軽ではありますが、電池切れの場合に8本を充電せねばならず、急速充電器が必須でしょう。
そこまでやるなら、クルマやバイク用の12Vバッテリーを使ったほうが駆動力でも良いかも。
オーディオ用の12V専用電源もありますが、やっぱり高価過ぎますからねぇ。
使いやすさと価格を合わせて考えれば、今のところは秋月電子通商のACアダプタがベストなのかもしれません。