AccuphaseのD/Aコンバータ「DC-81」ですが、そろそろセッティング関係は落ち着いてきたのでデジタルケーブルを見直してみることにしました。
導入してからずっとAccuphase純正の光ファイバーケーブル「LG-10」で繋いでいたので、同軸の動作確認すらしてなかったですし。
一般的にオーディオ界では光よりも同軸のほうが良いとされるケースが多いと思いますが、DC-81はDP-80と組み合わせることを前提として登場し、当時は鳴り物入りでTOSLINK搭載で出てきたことや、内部もオプトカプラーを多用していることなどから、ひとまず光で繋いでおいたわけです。
ケーブルも当時のものですしね。
ただPCオーディオならともかく、入力はDP-77からのみですし、それなら同軸の良さも出るはずだと思い立って、とにかく試してみることに。
同軸デジタルケーブルは以前使っていたものが結構ありますが、そこはやっぱり実績のあるACOUSTIC REVIVEの「COX-1.0tripleC-FM」としました。
ハイレゾなら別にしてもDC-81はそもそも16bit/44.1kHz専用ですからそこまで大きな違いはないかなぁと思って繋いでみたわけですが、一聴した段階で全く別物でした。
音像がバシッと決まっていますし、楽器の音それぞれにしっかり芯が通りました。
ちょっと大げさかもしれません、これまでの音は茹ですぎてのびてしまったパスタのようです。
論理的に捉えれば、やはり光だとこの領域でもジッターが多めで、揺らぎがあったのだろうと思われます。
こうなると、これまで以上にスパッと音楽が駆け抜けてきて、気持ち良く聴けますね。
ついつい音量が上がり過ぎるのが難点なくらいです。
今まではちょっと高域にキツさが出ていたような気もします。
この辺りはトランスポートと電位が揃うことがかえって良い方向に繋がったような印象です。
ノイズに関しては同軸ケーブルのファインメットで防ぐことができるでしょうし、出力側のXLRケーブルもファインメット付きの「XLR-1.0 TripleC-FM(1.4×1.8導体)」を使っていますからね。
これで同軸入力の動作確認もできましたし、安心してDC-81を使っていけそうです。
SACDはDP-77側を使っていきますが、レコードも含めて音源側の対処はだいぶ固まってきたなと。
先日のEMFキャンセラー「REM-8」も着実に効いてくれているおかげもありますが、そこはまた別途レポートしようかなと思っています。
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