AccuphaseのD/Aコンバータ「DC-81」を導入してから、CDはDC-81経由、SACDはDP-77単体で聴いていましたが、それがホントに良いのか、改めて再確認してみることにしました。
トランスポートはどちらもDP-77を使いますが、ケーブル類は以下のような形で接続しています。
[ DP-77 ]
Analog Out(RCA) : ACOUSTIC REVIVE RCA-absolute-FM
Digital Out(Coaxial) : ACOUSTIC REVIVE COX-1.0 TripleC-FM[ DC-81 ]
Digital In(Coaxial) : ACOUSTIC REVIVE COX-1.0 TripleC-FM
Analog Out(XLR) : ACOUSTIC REVIVE XLR-1.0 TripleC-FM(1.4×1.8)
また双方ともヒッコリーボードをアンダーボードにし、DP-77のほうはさらにクォーツインシュレーターを使用しています。
さらにノイズ対策でグリーンカーボランダムをジップロックに詰めてDP-77とDC-81上部に配置してあります。
この辺りを見直す必要性も含めてチェックしようと思ったのですが、結果から行くとそのままで良さそうです。
念のために録音もしてみて比較しましたけども、CDの場合はDC-81を経由したほうが鮮度が高いように思われますし、低域の力強さも活きています。
SACDに関してはDP-77でしか聴けないわけですし、こちらもしっかりCDを凌駕するサウンドを楽しませてくれます。
どうもDP-77のアナログ出力ではCDもアップサンプリングされているからか、やや脚色のような雰囲気が出てしまうようです。
うちには結構古いCDも多く、そうしたものの中にはプリエンファシスが入ったものもそこそこ見受けられ、こういうものではアナログ回路によるディエンファシスも個人的には効いてくるような印象を持っています。
デジタルのほうが劣化が少なそうなイメージもあるでしょうが、高域を持ち上げると16bit処理ではオーバーフローしてしまう場合もあり、それを見越して低めに処理すると24bit処理でもビット落ちしたり、本来の性能が活かせないケースが出てくるのかも。
そうでない通常のCD(という呼び方も変ですが)でもDC-81の真っ直ぐなサウンドはどうやら私にはハマるようです。
SACDになるとRCA-absolute-FMの効果もあって、さらに圧倒的になりますからSACDもまた少しずつ足したり、戴いたディスクを聴いていきたいところですが、DC-81との使い分けは間違っていなかったようなので、今後も共存させていこうと思います。
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