DELAのオーディオ用NAS「HA-N1ZH30/2」を追加導入しました。
これまでもDELAのHA-N1AH20/2BKを使っていて満足はしていたのですが、最近はアナログを聴くことが多くもう少しデジタル側を強化しても良いかなと。
HDDモデルなので容量もちょっと増えますし、ファイル送り出しとUSB出力で2台使いするのも効果がありそうというのもありました。
発売時期が同じなので諸々の操作感も共通していて、セットアップは慣れたものです。
N1Aのほうはいろいろ改造していますけど、今回のN1Zのほうは保証もある(N1Aもあったけど)ので改造どころか開腹もしていません。
よってHDDに何が搭載されているかも不明ですが、2.5inchの3TBなのは間違いないでしょう。
システムソフトウェアは3.93なのでそのままでは換装できず、しかもすでに旧ファームウェアやアップグレードサービスも終了しているので、このまま使うのが現状としては吉でもあります。
まずは動作確認で軽く単体で内蔵ドライブからの再生でもN1Aより安定感や静寂感があります。
低域の厚みがあって音圧が高めのハイレゾ音源がしっかり鳴るのがN1Aとの違いでしょうか。
ただNASとトランスポートを分けたほうがより純度は高そうな予感はこの時点でも感じられました。
その後、LANケーブルをACOUSTIC REVIVEにし、ハブもオーディオ系に移動して聴いてみると、主旋律以外の部分がより明瞭に聴き取れるようになってきました。
光アイソレーションされたことによるS/Nの向上もあるのでしょう。
ただN1Aと比べると特に対策しなくてもわりと楽に良い音が出やすい感はあって、単純に上位モデルだからというのもありますが、HDDの独立電源とともに、ドライブが2.5inchのみの対応ということで5V駆動部分が強化されたことも関係しているのかもしれません。
N1AのファイルをN1Z側のトランスポートで再生してみるのも試しましたが、たしかに静寂性とか軽快さは感じられますが、重厚感は意外と単体のほうがあったりで無理に2台運用しなくても良いかなとは思います。
ここも電源分離が内部で図られていることが効いているのでしょう。
逆に言えばN1Aのドライブ部分を別に電源供給すればかなりN1Zに近づくのかもしれません。
とはいえ、かなり手を加えたN1Aとの比較でもすんなりN1Zが上回ってきましたし、お値段を別にすれば優秀なネットワークトランスポートかなと思います。
うちではDDC、クロックも含めてそこら辺は結局、「パソコン周辺機器」扱いではあるんですけどね。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)
Leave a Comment