パソコン周辺機器で有名なバッファローからオーディオ専用NAS「DELA N1Z」などが発表されました。
N1Zはオーディオグレードで特別に作られた512GB SSDを2つ内蔵して70~80万円ほどという、さすがにオーディオ機器という内容です。
N1Aのほうはわりと一般的なHDDになっていますし、内部もずいぶん違いますが、お値段も10万円台とそこそこ一般的なお値段です。
個人的にはもうちょっと共通化してコストダウンしても良かったのかなぁという気もしますけど、N1Zのほうはとことん拘りたかったんでしょうね。
BUFFALOはこのところオーディオ用NASには注力していて、そこには業務用やPC向けではコスト競争が激しくて生き残れない、という思いもあるのでしょう。
元々、BUFFALOの前身、MELCOは創業当初はオーディオ機器も製造販売していたんだとか。
あいにく私の記憶にはオーディオ機器は残っておらず、EMSボードの印象が強いですけどね。
オーディオ機器としてのNASがどれくらい音質に影響を与えるか、私にとっては未知数ですが、データ保存の信頼性やノイズ対策、それにデザイン面といった部分だけでもN1Aくらいなら十分価値が見いだせそうに思います。
また、NASには必須のLANケーブルも「C1AE」というのを用意するんだとか。
LANケーブルはすでにオーディオケーブルのメーカーからも結構出ていますけど、それに比べるとわりと良心的な価格設定のように感じます。
それだけにNASと比べれば一般的な製品との違いが少ないかなぁという気もしますけどね。
OlasonicさんからもNANOCOMPOシリーズのネットワークプレーヤー「NANO-NP1」の発売が予定されていて、これにサイズ等を合わせたNASなんてのも出たら面白そうかも。
大きさからして2.5inchサイズしか入らないでしょうが、中身はそこそこ汎用的なものでも人気は出るかもしれません。