DENONからネットワークオーディオプレーヤー「DNP-730RE」が11月下旬に発売予定だそうで。
基本的には「DNP-720SE」の後継モデルですが、5.6MHzまでのDSD対応だけでなく、内部もかなり強化されているんだとか。
まずDACはDNP-720SEのAK4424ETからPCM1795に変更されています。
基板そのものも写真で見る限りはずいぶんオーディオ製品らしいものになっていて、メーカー曰く、同社のSACD/CDプレーヤー「DCD-1500RE」相当の回路構成だとか。
以前のDNP-720SEもハンダ付けがかなり…だったというレビューも見かけましたし、今回はちゃんとしてると良いのですけどね。
機能ダウンした部分もあって、FM/AMチューナーが割愛されています。
ただ以前のものも一旦、A/Dコンバーターを経て再生されていたようですし、そもそもデジタルの塊の中にチューナーを置いても良い音で楽しむのは厳しいでしょうから、これはまぁ正しい判断かと。
なお、思う存分Wi-Fiを強められるからか、両脇にしっかり2本、無線LANのダイバーシティアンテナが搭載されています。
Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nに対応して、WACなるiOSとのWi-Fi設定共有やWi-Fiシェアリング、WPS規格に対応しているそうですし、もちろん有線LANも搭載しています。
お値段は46,000円で、スペック上は非常に優秀でハイコストパフォーマンスといったところです。
ただ、先日のDA-10の件もありますし、ちょっと無理しすぎたコストダウンは製造にしわ寄せが来る心配があります。
個人的には電源プラグがDNP-720SEと変わらずメガネだったり、デジタル出力が光のみだったりする部分を強化させてみても良かったのかな、と思いますが、ユーザーニーズや販売店からの要求に応えたのがこの形なんだろうなとも感じました。
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