DENONからプリメインアンプ「PMA-1500RE」とSACDプレーヤー「DCD-1500RE」が発表されたようで。
どちらも末尾がSEの後継機モデルになりますが、お値段はSEの94500円から126000円とかなりアップするみたいです。
海外製品は円安の影響で仕方ないところですけど、DENONも最近は実質海外メーカーみたいなものなのでしょうね。
もちろん売れる台数が少ないからという問題もあるのだと思います。
ちなみに1500シリーズのオリジナルはたぶん1997年の「PMA-1500R」だと思いますが、当時の価格は68000円でした。
内部を見比べてみると、たしかに細かいリファインは見られるものの、シリーズを引き継いでの改良だなと感じます。
今回の一番大きそうな変更はREC OUTが廃止されている点でしょうか。
他にもなんだかんだと変わってますけど、REC OUTの廃止は配線の引き回しもシンプルになりますし、意外と音にいちばん影響が大きそうです。
たしかに昔と違ってエアチェックというのが減ってますし、もし録音するにしてもデジタル接続するケースがほとんどでしょうから良い選択かと。
それでいてPRE OUTやMAIN INは用意されてるので、使い勝手は残ってないバランスの良さだと思います。
一方のSACDプレーヤー「DCD-1500RE」はUSB-DAC機能搭載がポイントでしょう。
前モデルの「DCD-1500SE」は光・同軸のデジタル入力すらなかったですから、価格差を考えても利便性が高まっただけの価値はありそうです。
DACはPCM1795を1つ使い、24bit/192kHzまでのPCMと2.8MHz/5.6MHzのDSDに対応しています。
内部を見るとやはりDCD-1650REよりはコストダウンされているのが分かりますけど、かなりコストパフォーマンスは高い気がします。
もちろん、そういうスペックだけでは評価できないのがオーディオの世界ではありますけどね。