MacBSの日常生活的日記

DigiFi付録アンプに合うスピーカーケーブル

DigiFi No.13も発売され、あちこちでOlasonic謹製アンプの記事を見かけるようになりました。

基本的にスピーカーがあれば気軽にパソコンに音楽再生環境を追加できる素晴らしい付録なんですけど、当然ながらケーブルも必要です。
USB-DAC内蔵なので、必要と言ってもUSBケーブルとスピーカーケーブルだけですけどね。

USBケーブルは以前のHiViの付録やパソコン周辺機器用のものなどでとりあえずOKとして、選択肢の幅が広いようで狭いのがスピーカーケーブルです。
さすがに付録ということもあり、最近の市販アンプのようにYラグやバナナプラグが使えません。
もちろん、今でもミニコンポなどではこのタイプですし、Stereo誌付録のLXA-OT3と比べるとしっかりした大きめのスピーカー端子が装着されているんですけど、それでもオーディオ用の太いスピーカーケーブルは刺さらないんですよねぇ。
はっきりとスペックに明記されてはいないようですが、2sq、3mm2くらいが限界らしいです。
もちろんその辺に転がっている電線でも再生自体はできるんですけど、せっかくなら拘ってみたいかなと。

そこで私の独断と偏見たっぷりに、DigiFi付録アンプ(できれば次回は型番を付けてほしいな)に合うスピーカーケーブルを紹介してみようかと。
スピーカーケーブルはケーブル類の中では音の傾向の差が分かりやすいほうだと思うのですけど、その前にまずは装着できないことには話になりません。
古いアンプ用途にzonotoneのヴィンテージ用ピン「LUGV-5.5」とか、NISSHAの「YN-AC1」なども出ていますが、それだけで付録アンプのお値段を超えてしまいます…。
手持ちの太いケーブルを使う場合、銅線を間引きしても一応音は出ますけど、できれば棒形の圧着端子などで末端処理するのが良いかもしれません。

スピーカーケーブルはケーブル類の中では音の傾向の違いが分かりやすいほうだと私は思いますが、そういう意味ではとっかえひっかえしてみるのも楽しいものです。
細めだけど良質なものとしてオススメなのは、私も最近ハマっているイギリスのケーブルメーカーさんの製品でしょうか。
QEDだとMICROがありますし、もっと安いものとしては79 STRANDが良いかも。
後者は日本だとQCL79が名称みたいで、ヨドバシカメラで売っています。
これと同じかどうかは分かりませんが、KEFやHARBETHなどがスピーカーの内部配線に使ってるケースもあるようですし。
同様にBlack RhodiumのJIVEやT90もお手頃ですし、やっぱりヨドバシで購入可能です。
CHORDだとCarnival Classicがありますけど、国内ではもうあんまり販売されていないかも。
いずれも通販では入手しづらいのが難点なので、どうしても通販で…という場合はBELDENやinakustikなどが良いかと。

また、スピーカーケーブルも付録で…というコンセプトですと、スピーカーブック2013を今さらながら入手してみるのも手ではあります。
ただ、11AWG相当らしいですから、断面積で4mm2くらいとやっぱり少し太すぎるかなぁ。
お値段的にもさきほど紹介した価格帯で良質な切り売りのものがたくさんあるので、その中から選ぶほうが楽しいでしょうね。

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