先日注文しておいた上海問屋のUSB-DAC「DN-USB DAC」ですが、早々に到着しました。
まずはUSB経由でiMacに接続しますが、動作は問題なしです。
Audio MIDI設定で24bit/96kHzにしますが、こちらもちゃんと鳴ってくれています。
光デジタル入力にはND-S1を接続して、設置は完了です。
一応、USBでパソコンと接続しない時用にACアダプタも付属していますが、当面はセルフパワーのUSBハブ経由です。
なお、入力切替が本来の後ろ側にあるので、設置は前後を逆に置いて使っています。
ACアダプタは5V1Aのものですが、iPhoneの充電には使えませんでしたが、DN-USB DACへの給電は問題ありません。
MGR-A7の充電も問題ないですが、本来の目的以外には流用しないほうが良いかもしれません。
さて、あとは音質ですけど、まだエージングが進んでいない前提でちょっとだけ触れておきます。
全般的にややドンシャリ蛍光はありますが、総合的には前任のONKYO SE-U55Xのノーマル状態よりは良さそうです。
音の粒が細かく音の濁りの少ないヌケの良いクリアな音ですが、少々トゲがあるところが欠点でしょうか。
ただ、LXA-OT1のオペアンプをNJM2041DからLM4562NAに変更すると、ずいぶんおとなしめになりましたし、エージングや周辺の環境で印象が変わる可能性も大きいですけどね。
また、ハイレゾ音源も試してみたいということで、Audirvanaで24bit 96kHzのフリー音源を試してみます。
最初は音が途切れてしまい困りましたけど、再生バッファを大きくしたら解消しました。
音質的には正直、この音源の本領を引き出せるほどではなさそうですが、それはさすがに高望み過ぎでしょう。
また、あまり評判の宜しくないヘッドホンアンプ部分も試してみました。
評判通り、ホワイトノイズはそこそこあるものの、思ったよりは実用になる感じです。
RCA端子同様、ちょっとドンシャリだが、帯域はそこそこ広く、補助的に使うくらいなら十分かな。
ただ、あくまでも期待値が低かったから、というのがあるので、ヘッドホンアンプをメインに考えているのであれば、あまりオススメできるレベルではないでしょう。
あと一つ、番外編でUSBケーブルをUSBポータブルバッテリーのエコトーク2000に繋げてみるというのもやってみました。
動作自体は問題なく、音はやや角が取れたやさしいものになった気がします。
内部の電池は3.7Vですから、DC-DCコンバータを経てるわけで、純粋なDC駆動ではありませんが、室外でこのDACを使いたいケースでは役立つアイデアかもしれません。
とりあえずお値段からすれば大満足な製品というのが今のところの結論でしょうか。
ほんとはHUD-mx1がデジタル入力に対応してれば、それがベストなんですけどねぇ。
しばらくはエージングして、改造なども含め、いろいろ試してみたいと思います。