上海問屋から006P電池で駆動するポータブルヘッドフォンアンプ「DNSB-18702」が出ているようで。
充電式のポタアンがたくさん出回っている中、あえて9Vの電池、それも2つも使うという内容ですが、006Pは電圧が高いという大きなメリットがあるわけです。
その代わり容量が少ないという欠点も併せ持ってるんですけどね。
で、本体を見てみると「Mousai RA1」という型番が見えまして、いつものように中華なアンプです。
基板を見るとオペアンプに4556ADを使ってあって、ごくシンプルな内容です。
このオペアンプ、Stereo誌付録のLXU-OT2のヘッドフォン部でも使われてたものです。
できればLXU-OT2みたいにオペアンプ交換できれば良いのですが、ソケットにはなってないのでそこは自己責任で改造ということになります。
実際、上海問屋の商品ページでも改造の様子を載せてたりします。
MUSES8820やMUSES8920、LME49860、OP275等に交換可能だったようですが、そこまでの技量があるならCOSMOWAVEさんのHAMP-134CXをケースに入れて使ったほうが良いかも。
ただケース込みで考えるとお値段的にはやっぱり安いとも言えますし、ちょっとお試し気分で使ってみるのには良いかもしれません。
本機で運用するとなると、充電式の006Pが欲しくなっちゃうかもしれませんけどね。