無事に修理が完了する目処が見えないAccuphaseのSACDプレーヤー「DP-77」ですが、ここまで長引くと乗り換えも一応検討しておかなければなりません。
SACD再生という観点ではSCD-777ESがとても良い具合に鳴ってくれていますし、音飛びも一度もないのですが、こちらも将来的にはピックアップの心配が出てくるのは仕方ないところです。
少しでも長持ちしてもらうためにもやはり別の再生手段はあったほうが良いのかなと。
ひとつの考え方としてはディスクからの脱却をはかるということで、ネットワークオーディオでしょう。
それもあってLINN AKURATE DSを導入してあったのですが、初代だったこともあってか、個人的には満足のいくサウンドに持っていくことができませんでした。
現行モデルも含めて探してもなかなか操作性とクォリティ(音質もですが長期間使えるという点でも)が両立したものはなかなか見当たりません。
現状はFOSTEX HP-A8とSoundgenicで「なんちゃってネットワークオーディオ」も実現できていますし、少なくともこれを大幅に超えてくれないと導入する意味がないですし…。
SACDはSCD-777ESに任せるとして、CDはDACで底上げするという手もあるのかなとも考えました。
現状もAccuphase DC-81は所有していますが、その路線からいくとDC-91がいちばんそそられるところなのはかなり特殊な(懐古)趣味でしょうか。
ここも最新のもので決定打となりうるものはどうも見つけられず、WadiaやGOLDMUNDなど、どうしても古いほうに目が行ってしまいます。
CDプレーヤーだけ独立させるというのも考えましたが、こちらも状況としては似ています。
同じAccuphaseだとDP-5×0シリーズが考えられるわけですけども、比べてしまうとやはり「最低でもDP-7×0シリーズで…」となってしまいます。
他社でも今後のピックアップの状況はどこも安心できるとまでは言えないでしょうし、そうなるとしばらくはSCD-777ESとHP-A8で様子見するのが良いのかなぁ。
これを言ったらオーディオマニア失格かもしれませんが、音楽を楽しく聴けないことにはどうにもならないですし。
現時点では感覚的に「やっぱりそろそろCD/SACDを回すのは限界かも」という印象も出てきていますし、DACに的を絞って候補探しをぼちぼちやっていくのが良いかなと思っているところです。
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