オーディオで欲しいものがあまりなくなってきてしまったという話を書きましたが、とりわけ現行製品はどうも惹かれるものがありません。
良くある「お値段が〜」というのはほとんど関係なくて、私の場合は「今すぐ欲しい!」というパターンは昔からなかったですから、「何十年掛けても欲しい」と思えるものがホントの欲しいものという感覚なんですが。
あまりネガティブなことを書いても仕方ないので、じゃあ私が憧れる名機とはなんぞや、というのを書いてみようかと。
過去のオーディオ機器については「オーディオの足跡」さんがそれはもうすごい網羅力で掲載されていますので、詳細はそちらをご参照ください。
スピーカーからいきますと、以前使っていたGauss CP-3820(1502付)はできれば手放さなければ良かったかなぁとも思いますが、アレを引っ越しで持ち歩けるわけないですからねぇ。
JBL 4344はあまり愛着がなく、今となっては欲しい気分はありません。
JBLならむしろ家庭用モデル(パラゴンとかオリンパスとか…)のほうが面白そうですけども、個人的にはものすごく憧れるというほどではないかなぁ。
今はMatrix 802を使ってるわけですが、やっぱり801に憧れる部分はありますね。
オリジナルノーチラスはそりゃもうスゴそうではありますけども、使いこなせる気がしません…。
アポジーも同様に使いこなせない気もしますけど、当時聴いたあの音色というのは忘れがたいものがあり、ああいう傾向の製品がまた出てくれたらなぁという気持ちは持っています。
できればもうちょっとアンプに負荷が掛からない設計で…。
そんなアンプですと、やはり昔からMark Levinsonへの憧れというのはなんとなく持っています。
聴いた感想としては初期のML-2Lが印象的で、以後のモデルはだんだん普通になっていった気もします。
そういう意味でもその設計思想を引き継いでいると思われるCelloやViolaのほうが現実的かも。(お値段は別にして)
フォノ関係ではマイクロのSXシリーズはやっぱり使ってみたいなぁという気持ちはまだ残ってます。
もっと単純にモーターが分離しているプレーヤーを試してみたいというのはあるので、それなら現行モデルでも選択肢はありそうです。
いちばん難しいのはCDプレーヤーでしょうか。
DC-81を多少面白半分で入れてみて予想外に良かったですから、トランスポート分離はやはり違うのだろうなと。
一方で今後も維持できるのか、という課題は他の機器も含めて抱えている問題で、そこまで含めて考えればDP-80Lだけ追加するのが良いのかなぁ。
ここはさすがに現行の最新DACのほうが…と頭で考えてしまう自分と、実際の出音はどうよ?と思ってしまう自分がいます。
どれも結局は夢物語ですし、そもそも今の所有機もそんな憧れを叶えたものでもありますから、そう簡単にリプレースすることはないでしょう。
今は音楽を聴くことが楽しいですから、もっといろんなジャンルや知識を広めつつ、再生機器としてオーディオを捉えていこうかなと思っているところです。
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