• 211月

    りんご@魔界さんからMDデッキをDACに使うというコメントをいただき、うちにSONYのDATデッキ「DTC-77ES」が転がっていたのを思い出しました。
    ずいぶん古いもので、メカ部分が壊れてるんですが、DACとしてなら、まだ使えるかなぁと試してみることにしました。

    しかし、実際にはそう簡単にはいきません。
    久しぶりに電源を入れてみると、起動後にディスプレイに小さくCAUTION表示が出て、DACも動作しないようです。
    そこで、メカ回路に向かっている基板コネクタの結線を外してみると、なんとか騙してDACだけは使えるみたいです。

    ただ、回路図があるわけでもなく、勘でやったことなので、DTC-77ESをお持ちの方は少ないかとは思いますが、もし実施される場合はくれぐれも自己責任でお願いします。

    さらにこれでもまだ解決できない問題がもう一つ。
    ND-S1と光デジタルで接続すると、なぜかほとんどの曲で入力が認識されません。
    サンプリング周波数は48kHzと出ていて、たまにCOPY PROHIBITの表示も。
    ND-S1がSCMSに準拠しているので、DATで2回目のコピーだと扱われてしまうようですねぇ。

    ということでND-S1では実質使えないということになりましたが、せっかく引っ張り出してきましたし、iMacの光デジタル出力で動かすことにしました。
    こちらも最初は96kHzでの出力になっていたので、Audio MIDI設定で44.1kHzにして無事再生できました。

    音はやはり往年のオーディオ製品らしい、しっかりしたもので、さすがですね。
    1bitタイプのDACということで当時の評判はそれほどでもなく、私自身もAccuphaseのDP-75をDAC代わりにしたりしていましたが、それでもやはりPC周辺機器といっしょにはできないようです。

    ということで、新たな機材構成は上のような感じになって、接続の都合上というのもありますが、DN-USB DACがお休みになってしまいました。
    ずっとこのまま使うかどうかはわかりませんけど、音質面ではこれで大満足ですし、しばらくはこの構成でやってみようかな。
    DN-USB DACのほうは別の使い方を考えてみようかと思っています。

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    Filed under: Audio
    2012/01/21 12:00 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • shigechan Says:

    今晩は。

    DATデッキを復活されましたね。ハイサンプリングには対応しませんけど、ちゃんと
    した機材ですからきっちりと使えるのが良いですね。拙宅のDATデッキも主電源回路
    とA/Dコンバーターの電源供給部分は気を遣いました。

    それにしてもPCオーディオ機材が充実してきましたね。私の方はちょっとした”ラジオ
    回帰”です。オークションで落とした古いPanasonicのラジオをレストアしたら、FM
    放送ってこんなに音が良かったかな〜?と言う位に聞こえ、休日家にいるときはFMを
    流しっぱーにしています。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    最近は32bitとかの数字が踊ってますが、昔といっしょでスペックだけでは分からないものですね。
    SCMSだけはちょっと不便ですが。

    FMはradikoが増えてますが、やっぱりあのチューニングする感覚が楽しいですよね。