MJ(無線と実験)を読んでいて、EATの「C-Sharp」というアナログプレーヤーを知りました。
EATそのものを知らなかったんですが、「Euro Audio Team」の略だそうで、チェコのメーカーみたいです。
Pro-Jectでプレーヤーを手がけていた方が興したっぽいですね。
これまではもっと高価な「Forte」や「ForteS」、もう少し下の「E-Flat」と出ていたんですが、今回の「C-Sharp」はさらに身近(といっても結構な金額ですけど)になりました。
二重ターンテーブルやトーンアームなどはなんとなく昔のマイクロを思い出させるような雰囲気もあって、オーソドックスなスタイルがかえって安心感があります。
それでもセラミックボールを使った軸受やトーンアーム内部にシリコン系グリースを使って共振を抑えるなど、EAT独特の工夫を施してあります。
EATからはレコードプレーヤーだけでなく、チェコらしく300BやKT88、ECC88などの真空管がラインナップされていたり、Yosegiという名前のカートリッジがあったりと、意外と多彩な一面も見られます。
あいにくまだ製品を見かけたことがないんですが、同社に関わらず、現代の技術で生まれたアナログプレーヤーの音は一度じっくり耳にしてみたいものだと思います。
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