ESOTERICから一体型SACDプレーヤーの最上位モデル「Grandioso K1X」が9/1に発売だそうで。
少し前にD/Aコンバーターと思しき基板がティザーで公開されていて、単体のDACかなぁと思いきや、一体型でした。
ただ内容自体は予想どおりのディスクリート構成のDAC「Master Sound Discrete DAC」だそうです。
FPGAベースでデジタル処理しつつ、独自開発の64bit/512Fs対応のΔΣモジュレーターを搭載し、左右シンメトリーの基板になっているようです。
先代のK1は2016年発売で230万円でしたが、あれはDACがAK4497を使ったものでしたので、少なくともDACはほぼ別物と言って良いでしょう。
トランスポートメカもVRDS-NEOからVRDS-ATLASに変更されて、完全にメジャーアップグレードという形に思われます。
これだけ違うと、バージョンアップサービスはあるのかなぁ。
2018年2月のK-01X,K-03Xからは出てきてないので、なんとなくないような気もしますが…。
ちなみに今回のはお値段280万円だそうですが、たしかにこれだけ野心的な新機構を積んだらそうなっちゃいますよね。
仕様で気になったのは背面にある大きな「DC IN」端子でしょうか。
LとRでそれぞれ装備されていますけど、これについての記載は私が見た限りでは見当たらないようです。
トランスは筐体下部に4つも配置されていますし、外部から強化が必要なほどには見受けられないのですけど、なにか意図があるのでしょうか。
ちなみに消費電力は30Wとのことですので、そこまで大掛かりな電源が必要というわけでもないと思われます。
私が購入できる見込みはほぼないですし、試聴する機会すらあまりなさそうですが、こういう製品が出てくるのは良いことだとは思います。
あとは今後のメンテナンスなどで安心して購入できる体制を維持してくれたら良いなと願っています。
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