MacBSの日常生活的日記

ESOTERIC MEXCEL

ESOTERICからハイエンドオーディオケーブル「MEXCEL」の新作がいくつか発売になるようで。

MEXCEL自体は三菱電線工業の商標のようで、ここの線材を使って、アクロリンクとESOTERICの共同開発によるケーブルとのこと。
今回出たのはXLRとスピーカーケーブルで、スピーカーケーブルの「7N-S10000II MEXCEL」を一例に取ると2mのLR2本で105万円という高級ケーブルです。
かなりケーブルに理解のあるほうだと思いますが、さすがにちょっとたじろぐ価格ですね。

こういうケーブルは概して非難されがちな傾向ですが、市販車に対するレーシングカーみたいなもので、実験的な意味合いも大いに含まれるものかと。
ただ、まさにその喩えの通りに革新的な取り組みを含むものだと良いのですが、装飾的な付加価値ばかりになってしまってる製品も多いのが気になるところです。
今回のは従来モデルに編組シールドを追加したようですが…。

ちなみに線材であるMEXCELを使ったケーブルは当の三菱電線工業が直販サイトまで作って販売していて、SP-1というスピーカーケーブルだとケーブルの構成などはだいぶ違うものの、2m2本で29000円とずいぶんお値段が違います。
いやもちろん、こちらでも十分に高価なんですけどね。

ちなみに三菱電機グループはこんな感じの直販を結構やってるようで、かつての名ブランド「DIATONE」もDS-MA1というスピーカーを直販のみで販売してます。
こっちはこっちで1本105万円という価格ですし、かつてのダイヤトーンってホーンを使ってたっけ?というような疑問もあるのですけど、取り組みとしては真面目さを感じます。
ESOTERICに話を戻すと、どうも最近はケーブルが目立ちすぎて肝心の機器が出てこない印象なので、そちらでもぜひ頑張ってほしいなと期待しているところです。

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