オヤイデからFiiOブランドのポタアン「E12 DIY」が2/28に限定発売されるそうで。
FiiO E12をベースにして、アンプとバッファICを交換可能なソケット式にしたものだとか。
DIYという名前もそれに由来したものでしょう。
国内では出てなかったですが、海外のFiiOでは去年の秋に予約販売されていたようです。
ベースにしてはいるものの、ソケット化する都合からか回路構成が少し違い、E12の880mW(32Ω時)に対して750mWと少し控えめな出力になってるんだとか。
幅広いオペアンプに対応できるように発振対策をしたという側面もあるのかもしれませんね。
オペアンプはE12のOPA1611AとLME49600に対して、DIYではデフォルトでAD8620とBUF634を搭載してるとのこと。
これ以外にアンプICはAD8620、AD767、OPA604、バッファICはLME49600、LMH6321も同梱されているとのことです。
それぞれを入れ替えれば12通りの組み合わせが楽しめるわけです。
もちろん市販のSOP-8型、DIP-8型のICチップも搭載可能なので、発振や電圧などの条件はあるにせよ、いろいろ試せる点は手軽なDIYで良いですね。
それだけにE12の価格からすると1万円近く高くなるようで、そこが考えどころかも。
オペアンプ交換という点だけでいけばTU-HP01SAという選択肢もありますし…。
ただ、E12は充電式バッテリーで駆動できるというのも良いところで、駆動時間も約12時間(2時間充電)使えるというのはポータブルとしては心強い部分もありそうですね。