MacBSの日常生活的日記

FiiO X7 Firmware 3.3.6

FiiOのデジタルオーディオプレーヤー「X7」向けのファームウェア「3.3.6」が登場しました。

年末くらいで出るというウワサがあったのですがちょっと遅れた感じですけども、旧モデルに登場してくれるだけでもありがたいことです。
ちなみに同様にFiiO X5 3rd gen、X7 Mark IIにも合わせて登場しています。
いちばん大きな変更点はFiiO Musicというミュージックプレーヤー自体の刷新でしょう。

他にもAirPlayレシーバー機能が追加されたり、ジェスチャーモードが追加されています。
後者に関しては下にあったナビゲーションバーがデフォルトではオフになっていますので、元に戻したい場合は「設定」の「ディスプレイ」から「Enable Bottom Navigation bar」をチェックすれば復活させられます。
なお現時点ではあくまで海外の公式で公開された状態ですし、OTAアップデートも降ってきていますが、国内での公式発表を待って更新されたほうが安全かもしれません。

OTAでアップデートしましたが、特に大きな問題はなく、曲を再スキャンした程度ですんなり完了しました。
アルバムの並び順はアルファベットの後に日本語タイトルと「正確」に並ぶようになりましたね。
曲順が取得できないケースがあったりもしましたが、今のところはその症状も起きていないようです。

音傾向としてはプレーヤーアプリが変わったからか、穏やかな音色になった気がします。
NOVA CKだとこれが良い方向に働いていましたが、DORADOだとやや相性が良くないようで、Androidの影響なのか、X7では基板配置等の課題が残っているのか、ザワザワした感覚が目立ってきます。
同じ曲をPLENUE Sと比べたら、やはり静寂性や空間表現でかなり差を感じました。
Wi-Fiノイズも入るので、やっぱりPure MusicモードでWi-Fiオフという使い方になってしまいますね。

それでも使い勝手や安定度はだいぶ良くなっていて、ポーズボタンを押した直後になぜか1回目はまた再生が始まってしまう問題が解消されていますし、再生が終わった後、一定時間経過後に終了する「スリープタイマー」も今のところ正常に機能しているようです。
Wi-Fiノイズこそ多少出ますが、TwitterアプリやWi-Fiの安定度も以前よりは良くなっている気もします。
正直、ようやく実用できる感じになったなぁという印象もありますけれど、すでに相場も下がっていることですし、そういう意味では良い選択肢として薦められる状態になったなぁと感じるアップデートでした。

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