FLUX HIFIの振動型スタイラスクリーナー「SONIC」を入手しました。
振動タイプのはその昔、マクセルやTEACなどから出ていてずっと気になっていたものの、結局はブラシやゼロダストなどを使い、今はDS AUDIO ST-50を使うことが多いです。
ただカートリッジの数も増えてきましたし、中古購入直後のクリーニングなどには強力なものがあっても良いかなと入手してみることにした次第です。
上部のボタンを押すとLEDが点灯して針を乗せる部分が振動する感じです。
LEDのおかげで乗せやすいですけど、本体の高さが結構あるのでWE-407/23だとリフターで針を振動部分の上におろすことができず手動で針を乗せる形になります。
全体的にもかなり大きめなのでサクションゴムがあるターンテーブルだと若干配慮してターンテーブル上に乗せる必要もあるくらいです。
クリーニング液は本来、純正のFLUX FLUIDというのが付いていますが、今回は旧ピカリングのLOJECTで代用します。
ブラシでのクリーニングの際もこのクリーニング液が腐食などの心配がいちばん少ない気がして常用しています。
接着剤への影響などを考慮すると液体の使用は最小限に留めるのが良いですが、SONICを使うのはよっぽど汚れている時だけですからそのくらいは気にしなくても良いでしょう。
単4電池2本で動作しますが、かなり大きな音がしてビックリします。
振動でエージング効果もあるそうですけど、裏を返せばあまり多用すると寿命が縮まりそうです。
汚れ落ちはルーペで見てみた限りだと、スタイラスの先端部分を中心に輝きが増すような印象です。
逆に根本部分はさほどキレイにならないのは針圧依存で上に乗せるからでしょうか。
その分、接着部への影響が少なくて済むという側面もあるかもしれません。
お値段や日常使いを考えるとあまり積極的にオススメできるほどではないかな。
クリーニング部の植毛はLOJECTに酷似してますから、これで十分かも。
ただ片面聴くたびにルーペで確認するくらい針先をキレイに保ちたい(それがレコード針の寿命延長にもつながるはず)私としては持っておいて損はないかなと思っています。
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