• 178月

    父親からAccuphaseのFMチューナー「T-108」を処分してほしいと預かったのですが、残留ノイズが多いということで戻ってきました。

    動作確認には簡易の室内用でやっていてステレオ受信もできたので感度も問題なしと判断していたのですが、ノイズとなるとやはりある程度の信号レベルを確保しないとなんとも言えないんですよねぇ。
    年代的に「当時の性能を保証するものではありません」けど、そもそも愛着もありますし、私が持っておいても良いかなと。

    それならばということでFMアンテナを本格的に購入しました。
    昔は7素子を自分で立てたりしましたが、今の2階建てで角度もかなり急峻なところに登って立てる勇気はありません。
    そもそも脚立なども必要ですし、風に耐えるように立てるのはなかなか大変ですからねぇ。
    それで最初は1素子をベランダに…と思っていたのですが、お値段は3素子でもあまり変わらないようで結局そちらに。

    とりあえず部屋の中で組み立てましたが、やっぱりFMアンテナはデッカイですねぇ。
    信号レベルは室内でもT-108の表示で3.5くらいまで上がりましたが、たしかにこのくらいだとそれまでのジュルジュルしたノイズが減った分、曲間などでややサーッというノイズが目立つ印象はあります。
    音自体は非常に生々しく、やはり違うなぁと感じるものですけどね。

    ネットで情報を集めた感じですと3.6が60dBfなのではないか?と推測されますので、S/Nを確保するにはもうちょっと信号レベルが欲しい気もします。
    モノラルにすれば全くノイズはないのでそういう意味では重大な故障ではなさそうな気もしますし、逆にMPXフィルタをオンにするとノイズがかなり減るというのもややおかしいような印象もあります。
    MPXは19kHzのパイロットトーンをカットするものですから、私のような老人耳なら差が分からないくらいでもおかしくないですからねぇ。
    ちなみにモードをNORMALからNARROWにしてもノイズにはあまり差はありませんでした。

    あとはもうAccuphaseさんに修理に出すかどうか、なわけですけども、地方局だと途中ではデジタル伝送されているわけですし、そんなにコストを掛けるわけにも…。
    そもそも明確な不具合と言えるほどではないので、スカッとしたアンテナを立てれば解決するのかどうかの判断も難しいところです。
    一応、メーカーに問い合わせもしていますが、なにせお盆休みで…。

    そうこうしていたらPioneerのFMチューナー「F-780」を持っていたことを思い出しました。
    これを掘り出してきて比較してみるのがいちばん良さそうです。
    問題はコイツをどこに収納したか、なわけですけども…。
    Accuphaseさんからの回答とパイオニアの捜索をやってみて、それからどうするかを決めようかなと思っているところです。

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    Filed under: Audio
    2019/08/17 12:00 pm | FMアンテナを購入したものの… はコメントを受け付けていません

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