リビングで紗羅と二人で聴こうと導入したFOSTEXのヘッドホンアンプ付きUSB-DAC「HP-A8」ですが、夜だとそれぞれDAPで十分ということもあり、上に持って上がることにしました。
スーパーアースリンク導入で無駄に機材が多すぎると良いことはないというのも分かってきましたし、ヘッドホンの使用頻度もそこまで多くないですから、以下の機材を撤去してしまおうという思惑もありました。
Transparent PowerBank 8
LUXMAN P-1
Phase Tech HD-7A
TransparentはHD-7Aの電源スイッチが背面にあるので、それを入り切りしやすいようにというパワーディストリビューターとしての使い方だけでしたし、なぜかコレを通して接続した機器が絡むとシャーシ電位が下がりづらいというのもあって、YTP-4Nに置き換えました。
またスピーカーのほうでも鳴らしてみようという気持ちもありましたから、YTP-4NはRTP-4 absoluteとPOWER REFERENCE TripleC(2芯)で接続です。(これまではパソコン系のYTP-6Rから)
そのYTP-4Nには以下の4台をつなぐ形です。
MICRO BL-99V
Pioneer BDP-160
LINN AKURATE DS
FOSTEX HP-A8
最初はデジタル系でまとめるかなぁとDC-81を取っていたのですが、それではCDの低域がふにゃふにゃになってしまったのでレコードプレーヤーのほうに共存してもらうことにしました。
ちなみにRTP-4 absoluteには以下の4つが接続されています。
Accuphase DP-77
Accuphase DC-81
ACOUSTIC REVIVE RE-9
ACOUSTIC REVIVE YTP-4N
これで先日のようにシャーシ電位も4V以下になりましたし、どれがいちばん影響したのかは明確ではありませんが、整理したのは正解だったようです。
肝心のHP-A8は下のような配線で。
写真ではUSBケーブルにACOUSTIC REVIVEを使っていますけども、Soundgenicからちょっと届きづらかったのもあり、今はCHORDで仮接続中です。
HP-A8は入出力もなかなか豊富ですが、アナログ入力は使わないのでショートピンを挿しておきました。
インターコネクトケーブルはRCA-1.0tripleC-FM、電源ケーブルはPOWER-STANDARD TripleC-FMと、かなり奢ってあげたこともあって想像以上に良い印象です。
とりわけSoundgenicには全く期待しておらず外すことになるだろうなとたかをくくっていたのですけども、いやいやどうしてAKURATE DSでは引き出せなかったところまでちゃんと出てくる感があるのは、やはり世代的なものでしょうか。
Soundgenicも含めたネット周りは以前からハブ、LANケーブル、LANアイソレーター、LANターミネーター、それにトランス電源も割り当ててありますから、それが今になって功を奏してきたというのもあるでしょう。
スペック面でもDSDネイティブ対応もでき、やや元気な感はあるものの、しっかりハイレゾらしさが引き出せた印象です。
ヘッドホンも元々、HD650とは定番の組み合わせと言われるHP-A8ですから、HD600とも相性が良いようです。
他もfinalやbeyerdynamicなども試しましたが、十分な品位は感じますが、相性としてはHD598も含めてゼンハイザーと合う感じですね。
スピーカーで鳴らしてみてもその良さはしっかり健在で、HP-A8で鳴らすDSD音源なら、DP-77のCD音源にも勝るくらいになりました。
パソコンはhiFace Two Pro経由の同軸ですのでDSDネイティブ再生はできませんが、Soundgenicより透明度は高い気がするのはやはりUSBケーブルの差かな?
HP-A8も普通の方からすると過去の製品なわけですが、ようやくデジタル製品はやはり新しいものの進化もやっぱりあるんだなと体感した気はします。
ただし、それも使いこなしてこそ、というのも同時に感じた次第で、むやみに買い換える前にやることがあるというのも改めて痛感しました。
機材構成はシンプルになりつつ、音源の幅は広がりましたし、まだまだ細かいところは詰めていきたいなと思っています。
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