MacBSの日常生活的日記

FOSTEX PC200USB

FOSTEXからアンプ内蔵のアナログボリューム付きUSB-DAC「PC200USB」が2月下旬に発売予定だそうで。

ぱっと見はボリューム付きUSB-DAC「PC100USB」にソックリで、最初はハイレゾにでも対応した後継モデルかなと思ったんですが、スピーカー駆動可能なアンプを内蔵した兄貴分となる機種みたいです。
ボリュームが一回り(どころじゃないと思われる)大きいアルミ削り出しノブになってるから、写真だとソックリに見えるんですが、実際の大きさはPC100USBのW66xH44×D70mmと比べるとW340×H240×D400mmで、まるで違っていて相当大きいんですけどね。

USB-DAC側はこれまで通り、16bit/48kHzまでの対応で、おそらくPCM2704のままではないかなと推測されます。
ヘッドフォン出力もPC100USBと同様に装備されていますが、こちらはPC100USBの5mW+5mWから7mW+7mW(いずれも32Ω負荷)に強化されているようですから、NJM3414一発からは変更が加わっていそうです。

そして肝心のスピーカー用アンプですが、こちらは定格出力が5W+5W(8Ω)と、同社のAP05に近いスペックです。
ただ、AP05はアナログアンプと謳われているものの、こちらにはその記載がないのでおそらくD級アンプになってる可能性も高いのではないかと推測されます。
AP05とはさほど大きさが変わらないとはいえ、PC200USBのほうはDACと共に入ってるわけですし、放熱の問題もありますから微妙なところですね。
電源はPC100USBのようにバスパワーというわけにはいかず、AP05と同様のDC12VのACアダプターが付属します。
AP05はパワーICにTDA7266Dを使ってるらしいですが、これで5W出力時に消費電力が約22Wでした。
今回のは通常時10Wとなってますので、エネルギー効率からもD級アンプという推測のほうが信憑性が高いかと。

なおアナログ入力は用意されていないという部分も含め、DigiFi No.13に付属するOlasonic謹製アンプにかなり近い仕様です。
あちらはヘッドフォン出力がなく、ケースやアナログボリュームはありませんけどね。
気になるお値段はメーカー希望小売価格で10,000円(税別)だそうで、気軽さや使い勝手を重視するかどうかがチョイスの鍵でしょうか。

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