• 306月

    Furutechからつちのこ型の電源フィルターの新製品「Flow-15 Plus」が発売になったようで。
    他にも電源ケーブルの「Absolute Power-15 Plus」や「G-314Ag 15 Plus」が出てるんですけど、個人的に気になるのはこっちのフィルターだったので、これを中心に紹介しようかと。

    今回の製品、従来の「Flow-15」のインレットプラグをインレットプラグ「FI-15 Plus(G)」に変更しています。
    プラグ自体はもうだいぶ前に出ていて、「音質の改善と耐久性を向上させた新メッキ製法」だとか。
    逆に言えば旧プラグの在庫も無くなったから…という側面もあるのかもしれませんけど。

    また、インレットとプラグの間を結ぶ短いケーブルはさきほどチラッと紹介した新しい電源ケーブルを受けて、銀メッキμ-OFC導体を採用しています。
    ここは内容的に「G-314Ag 15 Plus」と同等のケーブルで間違いないでしょう。

    さらに電源フィルタ部分はインレットコネクタと一体化されていて、直列コイルとコンデンサで構成されているそうで、1MHzで約8dB、500kHzで約14dBのノイズ低減効果を持つとのことです。
    私も似たような電源フィルターをTDKのAC電源用EMCフィルタ「ZUG2206-11S」で自作してますが、これの定格は3~30MHzで5~30dBの減衰と少し高周波寄りの対策ですから、この製品のほうがもう少し低い周波数帯に効果があるようです。
    また、フィルタ内部にエポキシ材が充填してあったり、接点が金メッキだったりとオーディオアクセサリーらしい作りになってるのはやっぱり自作とは格が違います。

    その分、お値段は1万円台中盤とTDKの自作するのに比べればちょっと高いですが、インレットプラグなどが結局必要ですし、自作の手間を考えるとわりとお手頃な価格設定と感じます。
    まぁその辺りの感覚がだいぶ麻痺してるような気もしないではないですけどね。

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    Filed under: Audio
    2014/06/30 7:00 pm | Furutech Flow-15 Plus はコメントを受け付けていません

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