FURUTECHからケーブルインシュレーター「NCF Booster Signal」のニューモデル「NCF Booster Signal-L」が4/27に発売になるそうで。
私もNCF Booster Signalは使っていますが、本来の信号系ではなく、壁コンセントの部分になっていて、その理由のひとつが高さが中途半端という点です。
エクストラシャフトバーが2本付属していますし、別売りもされていてお値段もバーは意外に安いのですが、ニッケルメッキ真鍮ということもあってか、その響きがちょっと載ってしまう部分があります。
また低いほうは一番低い位置にして44mmですから、機材の端子位置によっては使えないケースがかなり多い印象でした。
ウッドキャビネットやアンダーボードがあればなんとかなる…という感じでしょうか。
そこで今回のSignal-Lでは土台の部分を極力薄く仕上げることで、22mmまで下げたようです。
ただほとんどバーを支える板という風合いですので、Signalのほうにはなかった「特殊PU滑り止め透明マット4枚」が追加されているみたいです。
もちろん低くなった分、延長時の高さはむしろ低くなり、142mmだったのが81.4mmとなっています。
上部にNCFを使った構造自体は同じなので、基本的な「効き目」は同等ではあるはずですが、できればNCFの使用比率を多くしたり、シャフトバーに制振加工をしてほしかったかな。
Shaft Bar Adjusterというのも出ていますし、これを入れれば多少は制振できそうな気もしますが。
ただSignal-Lはお値段も14,800円(税抜)だそうですから、実売でもまだ2万円に近いNCF Booster-Signalよりだいぶ手を出しやすいお値段にはなったでしょう。
シャフトが短いほうが金属的な響きも乗りにくいはずですし、高ささえ合えば使いやすい製品になっているかもしれません。
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