FURUTECHのコネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster-Signal」の製品版が届いたので改めて設置することにしました。
前回のモニターの謝礼として無償譲渡されたものですが、それ以外の対価は一切いただいていません。
また私自身はACOUSTIC REVIVEのRCI-3Hを気に入っていて、比較検討した結果、ケーブルの大部分にはそちらを配置したのは先日書いた通りです。
とはいえ折角ですし、NCF自体のノイズ低減効果は素晴らしいものがあることは壁コンセントでもすでに体感済みですから、それと並行して設置して価値がある場所を探してみることにします。
なお、前回のモニターの時とは違い、Extension Shaft Barは付属しませんでしたから、製品そのものの付属品での試行ということになります。
調子が良くて必要となればExtension Shaft Bar自体はわりとお安いので、追加購入するつもりでもいましたけどね。
まずはRCI-3Hと比較したわけですが、NCF Booster-Signalは静寂感の向上が際立ちますが、ともするとやや神経質になる傾向があり、平面的になってしまうケースもありました。
ノイズとともに音楽的なものもやや抑え込む傾向があるのかもしれません。
そこで以前試していちばん効果があった壁コンセントの差込口に使うのが良いだろうと判断しました。
RCI-3Hもパワーアンプの電源ケーブルで1つ使用していますが、APL-1の抜けやすいプラグを支えるのに良いだろうという判断です。
ただ、前述のようにExtention Shaft Barがないため高さが足りず、まずはお試しということでDIATONE DK-5000を1ブロック使って嵩上げして試用です。
こちらは透明感が上がり、力強さも損なわれずに非常に効果的に感じられます。
本来は信号用を意識して出た新製品なわけですが、どうやら電源のほうがNCFの性質的には合っているのかもしれません。
また前回、Extention Shaft Barを使った時よりも音に響きが乗る傾向が抑えられている印象で、どうも金属のバーがあまり長すぎないほうが良い気もします。
レビューの時にも記載しましたが、この部分は何らか制振すべきかもしれないですね。
他の場所でも試した結果、ここになったわけですが、それについてはRCI-3Hのレビューですでに記載したので割愛しました。
ともあれ効果を活かせる場所が見つかったのは良かったです。
APL-1についてもベストと言えるほど満足しているわけでもないのですが、パワーアンプの配置上、2mは必須ですし、取り回しも柔らかい必要があって現状ベターな選択肢という感じです。
そこに感じていた多少の不満を埋め合わせてくれたという点では良好な結果が得られたと思っています。
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