• 123月

    手持ちのGrace F-8Lの針先がだいぶ減ってきたということで、同じグレースのF-8Cをゲットしてみました。

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    F-8シリーズは基本的には針を交換することでモデル変更できる仕様なんですが、F-8CだけはC=Custumということになっていてカートリッジ本体の形状も違う選別品なんだとか。

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    実際の針はF-8Cのではなく、F-8M相当のものに交換されています。
    針の残りは相当ありますけど、代わりに正面から見て左にかなり曲がってます。
    当初はそのままでも良いか、と思っていましたが、フォルティシモで歪みが出ることもあり、スタイラスクリーナーのブラシでちょっとだけ補正してみました。

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    それでもまだ曲がってますけど、これなら歪みも気にならないようですし、やり過ぎは禁物なので、あとはインサイドフォースキャンセラーとの兼ね合いなどで様子見しようかなと。
    なお、カンチレバーは非常に弱いもので簡単に折れてしまいますから、気軽に自分で修正するのは大変危険です。
    あくまでも自己責任で実施してください。

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    音としてはF-8Lよりも低域の厚みが増し、ピアノのタッチが非常に高精細に表現されるようになりました。
    F-8Cはクラシック向けとも言われていますし、針のF-8Mのほうは音楽性を高めるチューニングなので、方向的にはその通りの変化かなと。
    なにより針先にまだまだ余裕があるので、音の安定感はずいぶん違うように思います。

    ちなみに前のF-8LのほうはSUPEXのヘッドシェルに移植して、そちらも予備としてたまに使おうかと。
    できれば交換針を調達してあげたい気もしますが、これがなかなか厳しいんですよねぇ。
    まぁ三菱の代用針は在庫をキープしてありますから、いざという時はこれを使おうと思います。

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    Filed under: Audio
    2015/03/12 7:00 pm | Grace F-8C はコメントを受け付けていません

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