ゼンハイザーのヘッドホン「HD800」をEF400に合わせてXLR 4pinにしていましたが、別のケーブルを試してみることにしました。
先日このケーブルの内部構造を見たところ、4芯のリッツ線をプラグすぐのところから撚ってあって、これだとバランス接続にするメリットがどれほどあるかなぁと少し疑問になったのが理由です。
どうせなら4.4mmにしてみるのも面白いかなとひとまず適当なものを。
おそらく7N OCC銀メッキとして売られているものだと思われます。
こっちも撚ってあるのは同じですが、個々に被膜されていますし8芯なので多少良いでしょう。
実際、セパレーションはこちらのほうが良いようです。
ケーブルとしてはやや細めで、ちょっとイヤホンっぽい風合いになる印象もあるのはHIFIMAN EF400側の4.4mm端子が多少XLRとは異なることもあるのかもしれません。
音は澄んでいる感じがするものの、重さがちょっと足りないですけど素直な音色ではあります。
ややモニター寄りになり、音源の細かい音が聞き取れる傾向です。
少し使っていたらだんだん落ち着いてきましたが、やや中高域がシャリシャリし気味なのは銀メッキの影響もあるのかな。
バランス接続ならそれで良くなるというものでもないなというのはなんとなく感じてきているところではあります。
ただ取り回し等は純正からすると断然扱いやすいですし、気軽に手に取ることも重要なわけでそういう点では出番が増えているという点で良い選択肢だったとも思う次第です。
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