毎年恒例の「ヘッドフォンブック」の最新刊、2014年版が3/15に発売だそうで。
まずは最近のオーディオ誌らしく付録から取り上げてみますと、去年と同様にアニソンのハイレゾ音源DVD-ROMが付いています。
もう少し色んなジャンルのを入れてくれると良いかなぁという気もしますが、提供元が多いというのもあるのかもしれませんし、ヘッドフォンユーザーとのマッチングが良いのでしょう。
ランティスレーベルからChouChoとKMM団の各2曲がCD品質と24bit/96kHzで収録されているそうです。
今回はもう一つ、IEM(カスタムイヤーモニター)を取り上げた「CUSTOM IEM BOOK」も別冊付録で付いてくるとのことです。
自分の耳に合わせて作るというのはスピーカーでいえば部屋ごと特製みたいなものですから、ある意味、究極なのかも。
成形も今後は3Dプリンターを使ったりでコストダウンもそこそこ期待できるでしょうし。
ちなみにIEMとは直接関係ないですけど、マルチドライバのBAイヤホンをマルチアンプ駆動するような製品も出てきたりしないでしょうかね。
今のマルチBAだと筐体サイズからいって十分なネットワーク回路も入れられないですし、DAC一体型アンプならデジタルデバイディングネットワークも使えますから、音だけでいえばかなり効果がありそうな気がします。
話を戻して誌面のほうですが、特集は「ヘッドフォン・アワード2013」と題して、価格別のヘッドフォン、イヤフォン、周辺機器の筆者推薦モデルなどを紹介しているそうです。
また、アワード以外にも去年発売のヘッドフォンやイヤフォン100モデルの紹介もされているとのことです。
他にもSHUREやSONYなどへの開発者インタビューなど、誌面のほうも読み応えがありそうですね。
個人的には「スピーカーメーカーのヘッドフォン」というのが記事も製品も気になるところです。