ふとhiFaceの本家サイトを見てみたら「hiFace DAC」という製品が海外では近々発売になるそうで。
名前の通りのUSB-DACですが、大きさが同社のUSB-DDC「hiFace Two」などに似たものになっています。
むしろサイズは小さい感じで、Audio QuestのDragonFlyに近いかも。
重さだけでみると20gですから、DragonFlyの23gより軽く、hiFace Twoの50gからすればずいぶん軽くなってます。
また、コンパクトさからは考えられないスペックでして、32bit/384kHzまでの対応と本格的なDAC以上です。
実際にはそんな音源はほとんどないですし、DSDには対応してないわけですが、Audirvana Plusユーザーには気になるInteger ModeとDirect Modeへの対応も記載があるので、国内発売されたら結構な人気になるかもしれませんね。
あとは中身のチップなども気になるところですが、残念ながらその辺りの記載はありません。
スペックからみると、PCM5102が怪しいかなぁとも思いますが、AK4399やVT1731などの可能性もあるでしょうし、ここはもう推測しかできませんね。
すでにWindows用のドライバの配布は始まってますが、その中を覗くとUSBコントローラーはXMOSかもしれません。
そして価格は直販のオンラインショップでは220ユーロとなっています。
hiFace Twoが149ユーロで、これが国内では2万円台中盤で販売されていますから、そこから推測すると4万円弱からのスタートでしょうか。
うちも以前は初代のhiFace RCAを使っていましたが、今回のこともあってちょっとだけ復活させてみました。
最新のAudirvana Plusでも当然ながらDirect Modeは使えませんが、音楽的なノリは相変わらず良いですね。
X-DDCだと音が少し平面的になるところも実体感と立体的な音表現をしてくれます。
ただ、透明感についてはX-DDCのほうがやっぱり上で、そこはハードウェア的なものよりもむしろAudirvana PlusのDirect Modeのおかげかもしれません。
そうなると今回のhiFace DACやXMOSを使ってるhiFace Twoも試してみたくなるんですけど、できればグレードアップという意味ではhiFace Evoの後継がやっぱり気になります。
さきほどのDACのドライバーの中を見てみると「M2Tech Mercury」っていう記載もあったりして、これがEvoの後継だったら面白いんだけどなぁ、なんて考えてますが、国内に入ってくるのはどっちにしてもまだまだ当分先になりそうです。