HIFIMANのヘッドホン「Edition X」をパソコン周りのちょっとした確認用に最近愛用していますが、このモデルは古いこともあってヘッドホン側が2.5mm3極というちょっと変わったものになっています。
実際には2.5mm2極でも大丈夫ですのでHD700用あたりが使えるようですが、それでもあまり出物が多いタイプではありません。
ちなみに最近のHIFIMANは3.5mm3極になっています。
以前、Crystalline Silver Cable−6.35mm Plugをゲットして、これがまさに適任だったのですが当時はEdition Xを持っていなくて3.5mmにプラグ交換してしまいました。
最近まではこれに2.5mm3極-3.5mm3極の変換プラグを介して接続してたのですが、音質面ではやっぱり接点が増えるのは良くないですし、良質な変換プラグはほぼないので接触不良も起きやすかったのでした。
こうなると自作しかないかなとまずはそのベースになるヘッドホンケーブルを選びます。
手持ちのだとonsoのHD600用のをベースにするのが良いかなと最初は考えました。
ただそもそもonsoからは2.5mm2極の製品も出ているので、これを切って加工するのもちょっと気が引けます。
2.5mmプラグはとても小さいので上手くはんだ付けできるかも(自分の技量的に)不安だったというのもあります。
そこでまずは実験台になってくれるケーブルを入手です。
実験台と言っても特に作りは悪くなく、ごく普通に良くできた最近のHIFIMANで使える中華なケーブルです。
とりあえずの動作確認をそのまま変換プラグでやった後、いよいよプラグ交換に取り掛かります。
プラグも意外と選択肢が少ないのですが、HD598用のものがあったのでそれにしました。
銀入りはんだを使って予備ハンダもしておいたので思ったよりは簡単にはんだ付けできました。
むしろケーブルが細く2芯ずつはんだ付けされているのもあって、元のプラグを外すほうが大変なくらいでした。
左右が色分けされたプラグはなかったので、テフロンテープで左右が区別できるようにしておきました。
内部もテフロンテープで巻いてあります。
カシメ部がないので引っ張り強度がちょっと心配ですが、スリーブは一応付けてありますし、自分でまたはんだ付けすれば良いのでそんなに心配することもないでしょう。
音質的にはちょっとそっけない感じもしますが、接触不良は減ったので良いかな。
アンプ側が3.5mmなので結局そっちに6.3mm変換プラグが増えましたけど。
将来的には出物があった時にちゃんとしたケーブルも見つけたいですが、そもそもHIFIMANのもうちょっと新しいモデルに切り替えがほうが良いのかもしれません。
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