ちょっとマニアックな高音質ポータブル音楽プレーヤーを出しているHiFiMANから、さらなる上位モデル「HM-901」が10月に発売になるそうで。
iBassoからも「HDP-R10」などが出ていますが、それをも上回るくらいの高性能機という感じで、DACにはESSのES9018を2個使っているとのことです。
ESSのチップはどちらかと言うと扱いづらい印象ですが、高級ポータブル機では定番になってるというのも面白いものです。
また、HDP-R10とは違い、こちらはOSにAndroidを採用せず、独自のUIを使ってるのも違いの一つです。
全体的には昔流行ったフォトストレージみたいな感じで、相変わらずショボイ質素なものですが、初代のiPodのようなホイールもあって、割と使いやすそうです。
また、特筆すべきポイントとしては動作電圧が±7.4Vと、ポータブル機としては高めにしてあって、電池パック自体がそもそもその電圧なので、DC-DCコンバータを介していないというのも良く分かってるなぁという印象です。
LPFにはOPA2107とOPA627を2個づつ使ってあったりと、中華っぽい豪華主義ではありますが、基本性能は今のところ最高峰に近い機種の一つになりそうです。
気になるお値段は、あまり使い道がよく分からない専用クレードルが付いて15万、本体のみの基本セットで10万円くらいだとか。
さすがにそれなりのお値段ではありますが、据え置き機以上に拘った内容を見ると、結構お買い得かもしれません。
クレードルを使えば、据え置き機としても活躍できるのかもしれませんしね。
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