iBassoからUSB-DAC内蔵のポータブルヘッドホンアンプ「D zero-SE」が6/28に発売だそうで。
同社のコンパクトなポタアン並みの大きさですが、USB-DACを搭載してきたというのが大きなポイントかと。
それもポータブルにしては珍しくESS TechnologyのES9023を搭載してるというのも面白いですね。
HDP-R10でESS9018を使ったことで扱いづらいらしいESSの石に慣れたというのもあるのかも。
ただしポータブルということもあるのか、16bit/48kHzまでのサポートとなっていてハイレゾには未対応です。
また、デジタル入力はUSBのみで、PCとPC AudioをサポートするAndroid端末をサポートしていますが、Androidで対応してるのはまだ少ないようで、メーカー公式にはGALAXY S3のみが公表されています。
当然ながらiPhoneには対応してないですし、iPadでも公式対応ではないので、そこはちょっと残念ですね。
もちろんアナログ入力はできるわけですけど、最近のiOS機器はLightningになってライン出力がなくなってますからねぇ。
今でも純正の「Lightning-30ピンアダプタ」を使えばライン出力が取り出せますし、他社からはiOS対応のDACも出てますが、コンパクトなUSB-DDC機能に特化したものが出るとうれしいかも。
それはそれで今回の「D zero-SE」では光や同軸入力が用意されてないので対応できないわけですが…。
ただ、それだけに軽量になってるのは良い感じで重さはたったの60g、それでいて25時間連続使用できるそうですから、単純にポタアンとして考えても良い出来っぽいです。
お値段は1万円台中盤より少し安いくらいのようで、コンパクトなポタアンを探していた方には朗報かと思います。