iFi AudioのポータブルDACアンプ「nano iDSD」を今さらながらに入手してみました。
iPhoneやAndroidでDSD256まで再生できるというのは今でも十分強めのスペックだと思いますが、ファームウェアによるらしいので5.2にしておきました。
ちなみに最新は5.3らしいですけど、MQAに対応する代わりにS/PDIF出力が無効になるらしく、うちではMQAは使わないので5.2に留めておきました。
まずは動作確認でHIFIMAN ANANDAを繋いでみましたが、やや派手めではあるものの据え置きにも対抗できるくらいのパワー感はあります。
ファームウェアを更新するとさらに良くなった感じもしました。
ただイヤホンで使おうとするとiPhoneではnano iDSD側のみでのボリューム調整となってしまい、細かなボリューム調整がかなりやりづらいです。
高能率のものだと消音から一段上げただけでもうるさいくらいかも。
Windowsなら個々のアプリやroonのDSPボリュームなども使えますが、音質や操作性を考えるとイマイチかな。
駆動力からするとヘッドホンで使うのに特化したような感じと割り切ったほうが良いでしょう。
最近だとスティック型DACも充実していて、アレなら電源もiPhoneから取れますし、わざわざ本体充電しなくちゃいけないnano iDSDの出番は正直少ないです。
ヘッドホン端子も3.5mmアンバランスだけでちょっと中途半端ではありますが、最近の実売価格(中古ですけど)を考えるとお買い得感はあります。
後継機種や同社の最近のモデルを検討する上で一旦試してみるのには結構良い機種じゃないかなと思った次第です。
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