先日ゲットしたinakustikのスパイク受けが思った以上に良かったのと、yodobashi.comの使い勝手も良好だったので、調子に乗って今度はRCAケーブルの「IA-2R/2R」を注文してみました。
このケーブル、店頭でも見かけていて低価格なわりに良さそうだなぁと思ってたんですよね。
購入したのはシンプルにRCA-RCAですけど、ジャックのバージョンもあったりして面白い品揃えです。
inakustikを見てもこの型番はなく、他の店舗でも売ってる様子はありません。
日本で加工した旨が書かれていて、どうやらinakustikのケーブルを使って代理店側で作ってるんじゃないかと予想します。
ケーブル自体は海外で出ている「STAR AUDIO CABLE」と同じもののようです。
inakustikは4段階に以下の製品ランクを分けています。
REFERENZ
EXZELLENZ
PREMIUM
STAR
今回のケーブルやスパイク受けはPREMIUMのパッケージに入っていますが、このパッケージ自体は裏のシールを剥がすとサブウーファーケーブルの流用のようです。
STARケーブルはその名前のとおり、STARグレードですからエントリーレベルの製品と考えればよいかと。
プラグは違いますが、本家のSTAR AUDIO CABLEは海外で19ドルほどで売られているみたいです。
写真だとちょっと分かりづらいですが、左右のケーブルはくっついていて、導体間にケーブルを挟み込んだinakustik独特のスタイルになっています。(本来はアース用かもしれませんが。)
うちで愛用しているスピーカーケーブルのCobra 6Sと見た目も太さもよく似てますが、音の傾向もかなり近いものがありますね。
高域に冴えがありつつ全域に引き締まった印象で、快活で抜けが良いサウンドです。
エントリークラスということもあってか、やや華やかになりすぎる傾向もありますが、LINNの黒箱の暗い色合いが薄まってちょうど良いかも。
ATOLL DAC100とLINN MAJIK-ILのインターコネクトに使いましたが、これまで使っていたLINN Blackだと少し低域が豊かになりすぎる傾向だったんですけど、それが解消されて薄暗い感じもほどほどに減った気がします。
全般的にどうもinakustikが私の好みに合っているのかもしれませんね。
そんな好みの部分はあるにしても、価格的にも良心的なのがinakustikの良いところかと。
当初はSONYのCDプレーヤーで使おうかと思っていましたが、音の傾向からしてSONYで使うとややハイ上がりになる可能性もありそうですし、当面はこのままで行ってLINN BlackをSONYに回してみようかなと思ってます。