• 1010月

    父親から左右それぞれ5〜7mくらいの長くて手頃なスピーカーケーブルが余ってないか?という問い合わせがあったのですが、あいにくうちには長いケーブルがなかったので、候補になりそうなものを調べてみることにしました。

    予算的には全体で1万円以内、つまり1mで700〜1000円くらいのものになります。
    音質も良いに越したことはありませんが、届かなかったら意味がないわけで、まずは長さがしっかり確保できる切り売りが当然ターゲットになりますね。

    私の勝手な個人的条件としては絶縁体が最重視する点でしょうか。
    できればテフロン系が良いですけども、この予算では無理でしょうから少なくともポリエチレンで、という形です。
    また私自身は単線の良さを知ってしまったのでそれを薦めたいところですけども、長いケーブルを使うということは取り回しも大切になるでしょう。
    そこも含めて扱いやすいものである必要はあるかなと。

    もちろん真っ先に浮かんだのはACOUSTIC REVIVEの「SPC-AV」です。
    単線ですが、19AWGと若干細めなので取り回しは悪くないはずですし、被膜がポリエチレンなのも問題なしです。
    導体もPC-TripleCで言うことなしですね。

    ただ、それだけではいつものパターンになりますから、他も調べていきます。
    国内で入手できるものとしてはAudio Questの「TP2.3」が気になりました。
    ヨドバシくらいでしか見当たらず、お値段もちょっと予算オーバーですが、4芯なのでバイワイヤリングも一応可能です。
    色が赤・赤・黒・黒なので、アンプ側は端子を分けづらいですけどね。

    あとは輸入するパターンでみてみますと、Van Den Hulでは「The Skyline Hybrid Speaker Cable」が4.17英ポンドです。
    14AWGの銅線で、被膜はHULLIFLEXとなっていますが、コレの内容がイマイチ分かりません。
    PVCより良いよ、と言ってるのだから違う素材だとは思うんですけどね。

    QEDだと「79 Strand」にすれば1.88英ポンドと、グンとお安くできますが、残念ながらこれはPVCです。
    それをポリエチレンにしたのが「Original Speaker Cable」だと思うので、選ぶならこっちかな。
    14AWGで3.25英ポンドですから、お値段もお手頃です。

    Atlasなら「Element 2.0 Speaker Cable」も14AWGのポリエチレンで、4.17英ポンドでこっちもなかなか良さそうですね。
    「Equator 2.0 Speaker Cable」はPEF(発泡ポリエチレン)ですが、お値段差を考えるとElement 2.0でも良いかも。
    同社にはテフロンの「Hyper 1.5」もありますが、これになると13.5英ポンドなので、さすがに予算オーバーです。

    私が選ぶならSPC-AVですが、送料もお安い輸入のQED Original Speaker Cableも候補でしょうか。
    後者は国内購入でもギリギリ1000円くらいでは購入可能のようです。
    輸入価格は参考ですし、為替レートも変化すると思いますが、廉価なスピーカーケーブルをお探しの方の参考にもなれば幸いです。

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    Filed under: Audio
    2018/10/10 12:00 pm | 廉価なスピーカーケーブル選び はコメントを受け付けていません

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