今回の出張でDDCをゲットしようかと思ったのですが、なにぶん中古狙いなので思った通りの出物というわけにもいかず、出会えたのがJAVSのDAC「DAC-2 MARCH」です。
DAC-2 USBとは違い、USB-DAC機能もない純粋なDACです。
いや、厳密にいえばADCもあるし、サンプリングレートコンバーターも入ってますね。
念のため、出張先でiPod touchからアナログ入力して動作確認しましたが、特に問題ないようです。
ボリュームに多少ガリがある気もしますが、単純なガリオームとは違う感じなので、デジタルボリュームになってるのかなぁ。
かなり小音量位置でしかわからない程度ですし、そもそも固定出力でRCAで使うのがほとんどなので、ほぼ問題なしです。
戻ってきてからとりあえずLXA-OT1の上に仮設置してみましたが、思ったよりも小さいです。
逆にHiFaceは店頭で見たら思ったよりでかくて、ちょっとビックリしました。
他にもRATOCのとかも小さかったし、パソコン周りのオーディオ機器は実物を見ないと大きさが結構バラバラですね。
接続は光出力しかないiMacは当然、光で入れ、ND-S1は同軸にしました。
まずはアップサンプリングを試してみますが、音は確実に変わります。
鮮度は一見、アップサンプリングしないほうが良い感じですが、アナログっぽい雰囲気になる影響でそう感じるのかも。
まだそれほど聴きこんだわけではないですが、聴き疲れしない自然な音はアップサンプリングしたほうですね。
また、Macの場合、Mac側でもアップサンプリングできますが、これはできるだけMac側でやったほうが耳障りが良い印象です。
まだ暫定ではありますが、Mac側で24bit/96kHzとし、DAC-2側では192kHzにアップサンプリングする設定がベストのようです。
将来的にDDCが入ったら、また違った印象になるかもしれませんけどね。
総合的な音質評価をするにはまだ早いですが、少なくともSE-U55XやDN-USB DACは敵わないなぁという印象です。
電源部をもう少ししっかりさせれば、かなり良くなるかも。
保証はなくなりますが、オペアンプの換装も可能な構造になっていますしね。
うちのは中古だから、そもそも保証は関係ありませんが。
DTC-77ESと比べると、まだ良い勝負というところでしょうか。
ただ、そちらはSCMSの影響でND-S1では使えませんし、まずはDAC-2 MARCHを使い込んでいこうと思っています。