JAVSからバスパワー駆動のUSB-DACヘッドフォンアンプ「X-nano」が発売されたようで。
直販とオリオスペックでの販売らしく、直販がシルバー、店舗売りはブラックという色分けだとか。
以前より直販に力を入れるメーカーが多いのは、やはり在庫管理がやりやすいのと仕入れ価格の高騰が関係しているんでしょうか。
それはともかく、スペックは24bit/192kHzまでのPCMと5.6MHzまでのDSDに対応しています。
DACチップにはシーラス・ロジックのCS4398が採用され、USBコントローラはXMOSとなっています。
入力はUSBのみ、出力はステレオミニのLINE OUT(光デジタル兼用)とステレオミニのヘッドフォン出力という形です。
出力がステレオミニと兼ねるので丸型光デジタルというのは仕方ないとして、USBがminiUSB端子なのはサイズ的に仕方なかったんでしょうか。
フルサイズのUSBでないとケーブルの選択肢が減りますし、microUSBが増えてminiUSBは減ってきつつありますからね。
なお、ヘッドフォンアンプ部はオペアンプを使わずにMOS FETによるディスクリート回路構成だそうです。
ただし電源はUSBバスパワーのみで外部電源には非対応なのはちょっと残念かな。
昔のnano/Sやnano/Vなどの価格帯ならそこまで拘らない気軽さが良かったんですが、今回のX-nanoになると直販で22,800円(税込)と、そこそこの価格ですからね。
必要なら、BusPower-Proとかそういうツールで外部電源対応するしかないのでしょうけど、電圧自体は結局5Vですし…。
正直言って、積極的にチョイスすべきポイントというのがちょっと弱いのが難点かと。
バスパワーでDSD対応を…というところが一応のセールスポイントかなと思います。
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