Jeff Rowlandからプリアンプ「Capri S II」が出たんだそうで。
Jeff Rowlandらしいアルミの筐体はそのままに、比較的お手軽(あくまでもJeff Rowlandとしてはですが)な価格になっています。
その筐体も電磁波対策が大きかったかと記憶していますが、今回のモデルではさらに入力トランスを装備しています。
一部の真空管アンプで搭載されているケースがありますが、出力トランスはまだそこそこ残っていても入力トランスはもうほとんど見かけないですね。
単品でデジタル機器の音を整えるような内容のものは出たことがありますが、どちらかと言えばそっちに近い考え方かも。
メーカーサイトを見てみると、入力トランスにはLL1545Aと書かれていて、どうやらスウェーデンのLundahl社の製品だそうです。
この機種の中身も見てみたかったんですが、残念ながら全体が載った写真はありませんでした。
中身を見ると「え?これだけ?」と思ってしまうだけかもしれませんけど。
他の高級機メーカーとはちょっと違った路線ですが、その精度と完成度は以前から気になっています。
ただ、他社のプリアンプでも最近多いんですが、フォノモジュールがオプションというのはちょっと残念かも。
ニーズとして不要な人が多いというのもあるのでしょうけど、それだとプリアンプのありがたみがちょっと薄れるような気がするのは貧乏性なのかな。