• 229月

    「購入ショップの見直し」という記事で今後はJoshinさんをメインで使っていこうと書いたばかりなのですが、それに前後して注文した以下のオーディオケーブル2本の注文・納入に絡んで、トラブルが起きてしまいました。

    Accuphase ASLC-10
    Cardas Iridium Phono ストレートDIN 1.25m

    結果として2商品は返品、そして本日返金されたのですが、購入店、卸問屋、代理店、さらにはオーディオ業界の課題が混沌と入り混じって起こった事態のようにも感じますので、事の顛末をブログ記事にしておくことにしました。
    なお、出来る限り私感は挟まず事実だけを記載するつもりですが、やはり感情的な部分が多少入り混じってしまうかもしれないので、そういうゴタゴタを読みたくない方はここで去っていただいたほうが良いかもしれません。
    また、事実と異なる部分がございましたら、当事者にかぎらずご指摘いただければ幸いです。
    元記述が分かる形で訂正したいと思います。(誤字を除く)

    時系列での流れを書く前に今回の注文はややイレギュラーであることを書いておく必要があります。
    これまでは私もJoshin Webさん(昔は店舗でも購入経験あり)でネットショッピングしていたのですが、今回は知人を経由してその方が店員さんとして所属する地方の店舗から「遠隔」で購入するような形を取りました。
    ですので、今回のような事態がオーディオコーナーをしっかり設置した店舗やJoshin Webでも同じような経緯を辿るとは限りません。
    ただし、トラブル発生後は本社にも問い合わせていますので、諸々の「ルール」は会社としての統一見解だと思われます。

    それを踏まえた上で、時系列での流れを書いてみましょう。

    8/20 2商品注文、銀行振込(○)
    8/22 入金確認(○)
    9/2 手配状況問い合わせ→9月中旬予定
    9/12 商品入荷→9/17到着予定(○)
    9/17 届かず(クロネコから9/18到着予定連絡)
    9/18 到着→片方が別商品→店舗に電話連絡
    9/19
    11時 問屋に連絡したと連絡。見つからない場合はまた4週間待ちとの情報。(○)
    16時 商品が見つかったと連絡。どうするか?と問われる(○)
    17時 店舗に電話→担当さんはお休み
    17時半 本社に電話→誤配は悪かったが、そもそも分割配送はしない
    18時半 店舗から電話→2商品(1注文分)を返品すると決定(TEL)
    9/20 返送
    9/22 商品が店舗に到着→口座に返金と連絡(TEL)
    ○:Joshinさん店員さん側からのメッセージ、TEL:Joshinさん側からの電話

    8/20注文をお願いする時点ではCardasのみをお願いしようと思っていましたが、なるべくなら金額的にも多いほうが良いだろうとAccuphaseもいっしょにお願いすることにしました。
    商品に関してはCardasはWebでも取り寄せ商品だと分かっていましたので、多少時間がかかっても良いが「1ヶ月とか掛かる場合はご連絡いただければ」とお願いしておきました。
    またJoshin Webさんとは違い、クレジット決済はできないとのことだったので、その日のうちにオンラインバンキングにて振込処理をしておきました。
    発送に関してはうち(福島県)が「弊社配送エリア外」(?)となるため、「クロネコヤマト便でのお届けとなります。送料は無料です。」と伺っていました。

    22日は入金確認のご連絡もいただき、あとは普通に商品の到着を待っていました。
    ちなみにAccuphaseのASLC-30はその少し前にJoshin Webで購入しており、数営業日で入荷することは大体推測できていましたが、揃ってからの発送になるだろうと。
    ただ、9/2の時点でも連絡がなかったため、こちらから問い合わせ、9月中旬予定との回答をもらいました。
    なおJoshin Webですと「お届けが10日以上かかる場合には、メールにてお知らせいたします。」とされています。
    できれば納期の連絡は店舗側から少し早めに欲しかったところですが、ここまではほぼ問題ないところかと思われます。

    そして9/12に商品入荷の連絡があり、「9/17配送予定」とのこと。
    「クロネコヤマト便でのお届け」と聞いていましたから、さすがに何故?と思い尋ねると、一度社内便で大阪に送り、そこからクロネコヤマト…という形なんだとか。
    また9/13は水曜日で社内便がないため、とのこと。
    この段階で「融通が利かないなぁ」とは思いましたが、17日を待つことにしました。

    しかし17日になっても発送の連絡はなく、17日は待ちぼうけとなりました。
    これは個人の考え方にもよるところですが、最近は宅配業者さんの多忙がニュースになるほどですし、なるべくなら不在ではなく1回で受け取りたいという思いがあります。
    問い合わせ番号があれば配達時間指定もできますが、その連絡もないため待つしかなかったわけです。
    夜になってクロネコヤマトから9/18配達予定の連絡があり、「配送」はJoshinの大阪を出る日付だったのでしょう。

    そして18日に荷物を無事に受け取りましたが、なんだか箱が小さい(60サイズ)と感じました。

    上の写真はASLC-30ですが、ASLC-10も同様の箱でこれにCardas(買ったことがある方なら分かるジップロックに入ったアレ)が入って緩衝材も付けるでしょうから、60サイズはちょっとおかしいなと。
    Accuphaseの外箱がないとかかなぁと思いながら開梱してみますと、もう一つのほうが明らかにおかしい状態です。

    どう見てもCardasじゃないのはオーディオをやっていらっしゃる方なら一目瞭然かと。
    ただ背面のバーコードにはIridiumの記載があります。

    こうなると開けないわけにもいかず、一応中身を確認しましたが、やはり箱のとおり、Black Cat Cableの同軸デジタルケーブルでした。

    すぐに私から店舗に電話連絡しましたが、あいにく休日でしたし、とりあえず翌日、代理店と問屋の営業日を待とうということになりました。
    私としてはBlack Cat Cableを待ってた方のところにIridiumが届いてるのではないかと心配になりましたが。
    ただ、私も翌日は打ち合わせの予定とそれに伴う作業が入っていると伝えておきました。

    しかし翌日の11時、打ち合わせの準備中に「問屋(メース)に連絡した」旨のメッセージが。
    また「発見に至らなかった場合はカルダスへ再発注」とのこと。
    この時点で商品引換のため、問屋(メース)に発送先の個人情報を伝えても良いか?と問われましたが、まだ発見もされていないわけですし、断りました。
    もし再発注となると代理店の在庫を確認するしかないなと、打ち合わせ後、太陽インターナショナルさんに直接電話。
    フォノケーブルはほぼ全て「カルダス本社から取り寄せで4週間程度かかる」との返答でした。

    そして16時頃、商品が問屋(メース)で見つかったと連絡。
    どうするか?と問われたのですが、ここまで来ると届いたケーブルや引き換えなどでトラブルが起きかねないと思い、カルダスのほうはキャンセルしたい旨を一旦伝えました。
    ただなにぶん急な連絡でしたので電話で話そうと17時頃、店舗に電話しましたが、店員さんは実は当日お休みで伝わらず、仕方なく本社に電話。
    お客様相談室に転送されましたが、そちらからの回答は要約すると「誤配は悪かったが分割配送はやってない」とのこと。
    1注文1商取引だということなので、それならば今回届いたものも一体の商取引だと判断し、届いたまま返品することに決めました。
    その後、店舗から電話があり、着払いで返送後、口頭で伝えた銀行口座に9/22返金(購入金額のみ)されました。

    さすがに全ては書ききれないので多少端折ってるところもありますが、こんな顛末です。
    私としては今後、同じような思いをする方を出さないようにリスクアセスメントをして是正措置をしてほしいと思いますが、やり取りの常々に「弊社としては原則として…」という言葉がついて回り、改善につながりそうな気配は感じませんでした。
    私が要因分析をするのも筋違いですし、ここはあくまで事実のみを顛末として載せておこうと思います。
    繰り返しになりますが、今回の注文ルートは店頭購入やWebショッピングとは異なる、やや特殊なケースかもしれません。
    ただ、代理店、卸問屋、販売会社自体の「販売」への姿勢というのは変わらないわけで、そういう意味では注意喚起と改善への期待も込めているという私感は端々ににじみ出てしまっているかと思いますが、それはご了承いただければ幸いです。

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    Filed under: Audio
    2017/09/22 3:11 pm | 商品誤配送の顛末 はコメントを受け付けていません

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