KORGからUSB-DAC「DS-DAC-10」が1000台限定で11月に発売になるそうで。
KORGというと、うちの電子ピアノもKORG製ですが、最近はDSD録音機材なども多数出していますね。
今回のUSB-DACも他社とはちゃんと差別化されていて、DSDファイルのネイティブ再生に対応してるのが特徴かと。
すでにいくつかDSD対応の機種も他社にありますが、実売で5万円前後というのはかなり破格かも。
DACにはシーラス・ロジックの「CS4398」を搭載してるそうで、2.8224MHz、5.6448MHzのDSDファイルはもちろん、192kHzのwavファイルにも対応しています。
ただ、DSDネイティブ再生が現状、Windows(ASIOドライバー)使用時のみ対応というのが、ちょっと残念なところです。
また、デジタル出力はありますがデジタル入力はないので、単体DAC的な使い方ができないのも個人的には少しもったいない気もしますが、DSDが前提なら仕方ないかな。
ハードウェアもさることながら、ソフト側も充実しているのがKORGさんの特徴で、さきほどのドライバもASIO/WDM/Core Audioに対応しています。
Core Audio自体がまだDSDに対応してないようで、その点ではWindowsユーザーさんのほうにオススメかな。
また、同社のAudioGateを使えば、wav音源をPC側でリアルタイムにDSD変換して送り込むこともできるというのは面白そうです。
もちろん逆にDSDをPCMにリアルタイム変換して再生もできるので、当面、Macの場合はこれで楽しむ形になりそうですね。
なお、AudioGateは通常、TwitterウェアとしてKORG製品を持っていなくても使えますが、KORG製品があればTwitter連携をさせずに使えます。
最近はすっかりAudirvana Plusをプレーヤーに使っていますが、AudioGateにもまた違った音の魅力があるので、また使ってみようかな。