上海問屋からLANケーブルで音声伝送できるアダプタ「DN-82507」というのが出ています。
最初これを見つけた時は何らかのデジタル変換をして、ネットワークオーディオみたいなプロトコルで長距離の伝送をできるのかな?と思ったのですが、さにあらず。
なんと単純にアナログ信号をLANケーブルにそのまま通して、長いオーディオケーブルの代用に使うというものなんですね。
たしかにLANケーブルは長いものでも結構安く手に入りやすいですが、あの細い線を通すというアイデアはある意味すごいです。
接続するLANケーブルは最大75mまで対応可能とのことですが、単純なアナログ伝送でそこまで大丈夫なんでしょうか?
電源などは全く不要ですから、せいぜいパッシブ回路を入れるくらいしかできないでしょうし…。
防犯カメラ用に似たような機材があるようなので、なにかテクニックもあるんでしょうし、それだけLANケーブルの性能が高いとも言えるんでしょうね。
なお、プラグ形状によって3種類ほどが用意されていて、RCA-RCA、ステレオミニ-ステレオミニ、RCA-ステレオミニがあるそうです。
通常はAirPlayやネットワークオーディオを使うことが多いとは思いますが、ニーズ次第では価格も安いので面白い機材だと思います。
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