LINNから新しいネットワークオーディオ機器「SNEAKY DSM」が発売予定だそうで。
最近は各社からネットワークオーディオが色々出ていますが、LINNはまだアナログの時代からマルチルームシステムを手がけていました。
KNEKTの初期のはLANケーブルを使ってた記憶がありますが、あれも中身はアナログだったはずです。
当然、今回のはDSMシリーズですからデジタルでして、イーサネットにWi-Fi対応でAirPlay互換機能なども備えた多彩な入力だとか。
さらにネットワークプレーヤー機能だけでなく、4chのアンプも内蔵してるんですね。
LINNというと最近は高価という印象なんですけど、これは26万円ほどと手の届く価格帯になってます。
他社はもっともっと安く出してるから戦略的な部分もあるのでしょうが、アンプも内蔵だと考えると結構良いかも。
ただ、デジタルアンプというのはLINNと言えど現代的な構成だなぁと。
上位のMAJIK DSMとかはおそらく違うのではないかなぁ。
それにしても何故4chなんだろう?というのもちょっと疑問でした。
5.1chとかのサラウンド用というわけでもないようで、どうやらバイワイヤリング対応のスピーカーをバイアンプ駆動させようということみたいです。
さらにスピーカー端子もSPEAKON(スピコン)という形状のもののようで、LINNはこういう独自規格っぽい端子を結構良く使うんですよねぇ。
PA用ではわりと良く使われているものらしいですが、せめてメーカー内で統一してくれれば良いのですけどねぇ。
ただ、LINNにはそれこそLP12の時代から、なんとなく憧れのようなものがあり、一度使ってみたいなぁというイメージはあります。
すでにCDなどの光学メディア機器は作ってないですが、これのアンプ部分だけ、しかも2chで独立させたような機材を昔の黒箱みたいに安く出してくれたらなぁという気もしますが、さすがにそれは難しいかな。