LUXMANからヘッドフォンアンプ付きUSB-DAC「DA-150」が6月下旬に発売されるそうで。
あえてヘッドフォンアンプ付き、と書いたのはラックスマン自慢の電子制御音量調節アッテネーター「LECUA」をヘッドホン出力に搭載してきているからです。
上位モデルのDA-250と同等のディスクリートバッファを搭載しているそうで、だからといって全く同じというわけではないでしょうが、それにしても600Ωで130mWを確保してあるので、かなりハイパワーなヘッドフォンアンプであることは間違いなさそうです。
その代わり、お値段はDA-100からはだいぶ高嶺の花になっていて、メーカー希望小売価格は98,000円(税抜)だそうです。
重さも1kgほど増えていますし、PCMチップもPCM5102からPCM1795とグレードアップしていますから、中身としてはもう別物と考えたほうが良いでしょう。
また、電源ボタンが手前に来たのは良いことですが、デジタル出力は割愛されています。
DA-100はDDC的な意味合いも持っていたのでしょうけど、今回は一台で完結する形にメーカー側の位置づけも変化しているものと思われます。
USB入力は、5.6MHzまでのDSD、32bit/192kHzまでのPCMに対応し、光と同軸入力からは24bit/192kHzまでの対応です。
いずれのPCMも内部では32bit 352.8kHzあるいは384kHzに整数倍アップコンバートされる仕様のようで、ここも一台で完結するという考え方を感じさせる部分です。
もちろんDA-100同様、ACアダプタを使うようなことはなく、しっかり内部に電源回路を持っています。
MADE IN JAPANでもあり、その辺りはやっぱりさすがにしっかりしていますね。
気になるのはもうお値段だけでしょうけれど、ヘッドフォンアンプまですべて一台で完結する仕様が期待通りの出来に仕上がっているなら、コンパクトさも合わせてシンプルに済ませたい方にオススメできる一台になりそうです。
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