ラックスマンからプリメインアンプ「LUXMAN L-305」が6月下旬に発売される予定だそうで。
現行のシリーズとは違い、オーディオ全盛期である1970年代の往年のデザインを真似たものになっています。
L-504あたりの雰囲気に近い感じですね。
ちなみにL-504が1973年発売で、私も使っていた5L15が1977年なので、同じ70年代でもずいぶん違うんですけどね。
木箱ケースやアルミ削り出しのスイッチノブなどだけでなく、回路もあえて最新のものではなく、Odβとなっています。
内部的には先日も紹介したL-68Aあたりに近いのかなぁという気もしますが、中身が分からないので、なんとも言えませんけどね。
なお、L-68Aになかったプリ/パワー分離機能やアルミ製小型リモコンがあるあたりは、さらに新しい時代のものになっています。
アンプとしてはわりと小規模で、8Ωで50W+50W、消費電力が117Wとなっています。
お値段は30万円程度だそうで、価格面ではやはり1970年代、80年代からすると倍くらいの感覚ですね。
ただ、当時とは販売台数も人件費も違うから当然ですし、地道に製品づくりしてくれているのは、オーディオマニアとしてもありがたいものです。
ほんとは購入して貢献したいところですが、そこはまぁなかなか厳しいんですけどねぇ。