MacBSの日常生活的日記

LXA-OT3は15V駆動

あと一ヶ月と少し先に発売が迫ったStereo 1月号ですが、付録のラックスマン監修のアンプ「LXA-OT3」の詳細がだんだんと分かってきました。

2年前の付録、LXA-OT1をすでに持ってる身としては違いが気になるわけですが、元から発表されていた仕様上の違いは以下のとおりです。

●出力アップ:12W+12W (8Ω)
入力電源の電圧、電流を増強するなど電源部を強化することにより大幅な出力アップを達成  *LXA-OT1は5W+5W

●高音質コンデンサーの採用
音質に大きく影響する電解コンデンサーをグレードアップ

●RCA 端子の金メッキ化
錆を防止するだけに留まらず、音質アップにも寄与する高級メッキ仕上げ

●ラックスマン伝統のラウンドパターン配線を採用(基板)
緩やかなアール形状にすることにより、信号の流れをスムースにする

特に出力アップについてはパワーICのゲインを調整しただけかな?と思っていましたが、どうやら付属のACアダプターを15V1.2Aとしたことで出力アップを図っているようです。
TDA7420HVのゲイン変更をしていないという情報はまだないので、そちらも並行してやってる可能性も否定できませんけど、まずは電源部を強化しないとフルゲインで鳴らし切れないでしょうからね。

ちなみにLXA-OT1のACアダプターは12V1Aですが、逆にいえばLXA-OT1をお持ちの方も15V駆動すればOT3に少し近い状態にできる可能性もあるわけです。
実際、私もTopping TP21付属の14V4Aで動かしてみたことがありますし、秋月電子通商で仕入れた12V5Aにしてみましたが、かなりの音質変化を感じ取ることができました。

ただし、廉価なACアダプタの中には負荷が軽いと電圧が高くなってしまうものもあるので、この辺りには十分注意が必要です。
それにACアダプターもそれなりのお値段ですし、コンデンサーなどの部品見直しもされている新しいLXA-OT3を入手して聴き比べてみるのも一興かもしれません。
私としてはバッテリー駆動も想定しているので、LXA-OT3が逆に12Vでも動いてくれるかどうかも気になるところですけどね。

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